NTT西日本は24日、電話やインターネットの通信ケーブルが敷設されている地下トンネル「とう(洞)道」を大阪市内で報道陣に公開した。
全国約650キロ、西日本エリアに約245キロ
とう道は全国の主要都市の地下にあり、全国約650キロ・メートルのうち、約245キロが西日本エリアにある。NTTの施設やビル同士をつなぎ、内部に設置された光ファイバーケーブルと固定電話用の銅ケーブルを守っている。保安上の理由で場所は公開されていない。
震度7の地震でも耐えられる強度があり、阪神大震災や今年7月の熊本地震では、とう道内のケーブルが原因の通信障害は発生しなかった。二重の覆いが地中からの浸水を防ぎ、耐火カバーをケーブルに巻くなどして840度の熱にも耐えられるという。
深さ約15メートル、最大で約40メートル
この日報道陣に公開されたのは、深さ約15メートルにある直径3~5メートルほどのとう道で、壁沿いに多くのケーブルが伝っていた。大阪市内では最も深いところで約40メートルにあるという。
銅回線撤去で空間に余裕、他社との共同利用検討
NTT西とNTT東日本は、銅回線を使う固定電話サービスを2035年度をめどに終了する方針で、銅回線の撤去が進めば空間には余裕が生まれる。NTT西の担当者は「通信以外の他社とも共同で利用できないか検討を進めている」と話した。



