Z世代の価値観と職場でのすれ違い
Z世代は「価値観の多様性」や「仕事と私生活のバランス」を重視する傾向があると言われています。こども家庭庁の若者意識調査では、20代が働く上で「やりがい」や「自分の時間」を重視する回答が上位に挙がっており、コミュニケーションにおいてもフラットさを志向する様子がうかがえます。こうした違いが、敬語や上下関係に対する受け止め方の差につながり、職場や学校でのすれ違いとして表れる場面もあるのかもしれません。
調査概要と結果
今回、Z世代と働くマイナビニュース会員のビジネスパーソン500人を対象にアンケートを実施しました(調査時期:2023年12月1日、調査方法:インターネットログイン式アンケート)。結果を踏まえ、日常の中で感じられる具体的なエピソードをイラスト化。Z世代の価値観やコミュニケーションの“温度差”を、身近な出来事として捉え直していきます。
Z世代は本当にテレビを見ない?
「2年間見てない」と答えた後輩に驚いた昼休みのエピソードなど、Z世代のメディア接触習慣の違いが浮き彫りに。総務省の通信利用動向調査では、10~20代のSNS利用率が9割を超え、同世代間での即時的でカジュアルなやりとりが日常化している様子がうかがえます。
フラットな関係志向がもたらす変化
こうした環境の中で育ったZ世代の「フラットな関係志向」は、従来のマナーとの違いとして受け取られる一方で、対話のあり方を見直すきっかけにもなっているのかもしれません。敬意の表し方は一つではなく、互いの前提を言語化しながら関係性を築いていくことが、世代間の距離を縮めるヒントになるとも考えられます。小さな違和感を対話に変えていくことが、新たな“共通言語”につながっていくのではないでしょうか。
イラスト連載「Z世代とはたらく」
本記事では、漫画家・青木ぼんろ氏(Twitter:@aobonro)によるイラストを交え、Z世代の価値観やコミュニケーションの“温度差”を具体的なエピソードで紹介。連載「Z世代とはたらく」は1話から無料で読むことができます。



