YouTubeは6月26日、縦型短尺動画「YouTube ショート」のプレーヤーに関する複数のアップデートを発表した。同日より順次展開される変更には、アイコンやテキストを一時的に非表示にする「クリアスクリーン モード」、要望の多かった2倍速再生の追加、低評価ボタンの廃止とハートのアイコンの導入などが盛り込まれている。
クリアスクリーンモードで没入感を向上
YouTube ショートが誕生してから5年が経過し、ショート動画の視聴やリアクションの方法は大きく進化してきた。今回のアップデートは、ユーザーから寄せられたフィードバックをもとに、より直感的に操作できる視聴体験の構築を目的としている。
まず、より動画に集中できるデザインとして、再生画面からすべてのアイコンやテキストを一時的に非表示にできる「クリアスクリーン モード」を導入する。画面上の表示に邪魔されることなく、没入感のある視聴体験を実現するという。
2倍速再生とタップ一時停止の新機能
視聴スタイルのカスタマイズ機能も強化された。ショート コミュニティから最も多く要望が寄せられていた機能の一つが再生速度の設定で、今回のアップデートにより2倍速再生が可能となった。情報を素早く把握したり、お気に入りのシーンを探したりしやすくなる。
また、音を出せない状況向けに、画面をタップして一時停止し、ミュートアイコンをタップするだけで簡単に音声をオフにできるようになった。このほか、ショート動画の再生時間をゼロに設定できるオプションも展開する。
ハートのアイコン導入と低評価ボタン廃止
動画へのリアクション方法にも変更が加わる。従来の親指を立てたアイコンに代わり、新たにハートのアイコンを導入。動画が心から響いたという気持ちを、より意味のある形で表現できるようにする。
さらに、より優れたフィードを構築するため、低評価ボタンの提供を終了する。代わりに「興味なし」や「チャンネルをおすすめに表示しない」といった、より細やかなコントロール機能を活用することで、フィードを正確に調整できるようにする。
YouTubeによると、「低評価」には「音質が悪い」から「自分の好みではない」までさまざまな意味が含まれることが利用状況から分かっており、今回の変更でユーザーが目にするコンテンツをより強くコントロールできるようになるとともに、YouTube側もユーザーの好みをより深く理解できるようになるという。なお、コミュニティ ガイドラインに違反している可能性がある動画は、引き続き報告できる。



