用水路で発見されたチョウザメ、YouTuberが救出し回復へ
用水路で発見されたチョウザメ、YouTuberが救出

人気YouTubeチャンネル「あらかわちゃんねる」(登録者数20.1万人超)は、海や川での生物捕獲動画で知られる。今回、四国地方の用水路で「とんでもない外来種」がいるという情報を得て現地に赴いた。

用水路でチョウザメを発見

幅2メートル弱の細い用水路を調査していたあらかわさんは、数分で目的の外来種を発見。ズームすると、水路中央をチョウザメがゆらゆら泳ぐ姿が映っていた。あらかわさんは「えっ、ヤバっ」と驚きながら、網3本を用意して捕獲を試みた。

捕獲はあっさり成功。「人生初のチョウザメ採取成功」と報告した。あらかわさんによると、チョウザメは日本ではほとんど生息しておらず、ロシアから流れ着くか、養殖場から逃げ出した個体が見つかることがある。今回の個体は後者とみられる。

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衰弱した状態とその原因

捕獲したチョウザメは全身傷だらけで痩せ細っていた。養殖場で育った個体は野生での採餌能力が乏しく、用水路にはエビなどの餌となる生物もほとんどいない。水深20センチ未満の窮屈な環境で流れに耐えながら衰弱したと推察される。

あらかわさんは捕獲後、調理して食べるつもりで調理セットを持参していたが、チョウザメの状態を考慮し、東京へ持ち帰ることを決断。パッキングして「頼む生きててくれ」と願いながら移動した。

東京で開封、しかし危機的状態

東京で袋を開けると、チョウザメはひっくり返って動かない。息はしているが、正しい姿勢に戻してもすぐに反転する。あらかわさんは爬虫類に詳しいYouTuber「ちゃんねる鰐」を頼った。

鰐さんはチョウザメを見て「いや、これは自信ないなぁ。今夜が山くらいの感じ。ガリガリだし」と驚き、酸素濃度の高い大きな水槽に移した。チョウザメは一時的に泳ぎ回るが、再びひっくり返ってしまう。

1ヶ月後、回復の兆し

鰐さんに託してから1ヶ月後、あらかわさんが再訪すると、チョウザメは水槽内を泳ぎ回るまでに回復。まだ体は細いが、餌もゆっくりながら確実に食べている。瀕死の状態から回復したことに、あらかわさんも鰐さんの手腕を称賛した。

動画には「生きてて良かった」「この子は最後に良い運を持ってましたね」などのコメントが寄せられた。また、あらかわさんは過去にも埼玉県温排水産アロワナやテラピアなどを救出し、現在も元気に育てている。

もう一つのチョウザメ情報

動画の最後では、宮崎県高千穂の池でも巨大なチョウザメを発見。公園で管理されている個体で、日本の池でこれだけのチョウザメが飼育されていることに驚きを見せた。なお、救出したチョウザメの名前を募集中で、視聴者はコメント欄から応募できる。

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