仕事中にSNSを見てしまうのは、意志の弱さが原因ではない。むしろ、目に入るアプリのアイコンが誘惑を引き起こす。実行管理コンサルタントの佐藤彰太氏は、この問題に対処する「誘惑ゾーン」の設定を提案する。
誘惑の正体と対策
佐藤氏は、ドラマや映画のサブスクリプションサービス、ゲームアプリ、SNSアプリなどが、タスクに集中したい人を絶えず誘惑していると指摘。例えば、1日に4時間ドラマを見ると、活動時間の約4分の1を消費し、生涯で16年以上を「ただドラマを見るだけの時間」に費やすことになると試算する。
そこで佐藤氏が考案したのが「誘惑ゾーン」だ。スマートフォンのホーム画面に「誘惑ゾーン」と名付けたフォルダを作り、誘惑のもととなるアプリをすべて収納。仕事中はそのゾーンに触らないようにする。パソコンでも同様に、ブラウザのお気に入りに「誘惑ゾーン」を作成することを勧めている。
「誘惑ゾーン」の効果
「そこに収容されていることはわかっているのだから、仕事中は触らない、というのが難しいのでは?」という疑問に対して、佐藤氏は「目に入らなければ、ほとんど『存在しないも同然』となる」と説明。視覚的なトリガーを排除することで、誘惑に負ける頻度が減るとしている。



