仕事中にSNSを見てしまうのは意志の弱さが原因ではない。実行管理コンサルタントの佐藤彰太氏は、目先の誘惑を断ち切るための「正しい対処法」として、誘惑ゾーンの設定や瞑想を提案している。
「誘惑ゾーン」で快感を脳に教育
仕事が終われば心置きなく誘惑ゾーンにアクセスできるようにすることで、「終わってから好きなことをしたほうが心から楽しめる」という本当の快感を脳に教育することができる。一度、誘惑ゾーンの効果を試してほしいと佐藤氏は述べている。
誘惑に負けそうになったら「今、ここ」と唱える
誘惑の多くはふいに内側から湧いたり外側からやってきたりするため、自分でコントロールできない場合が多い。重要なのは、誘惑が生じたときの対処法をルール化することだ。佐藤氏が取り入れているものの一つが瞑想である。瞑想は雑念を消滅させて精神性を高める禅宗の精神修養法で、「今、ここ」に集中する意識を保つことが重視されている。
禅僧のように山寺に籠もって坐禅を組まなくても、「今、ここ」と唱えれば、日常生活の中で絶えず流れ込んでくる周囲の雑音や己の心の雑念を消し去り、精神統一できる。これは即時快楽の誘惑に対しても適用可能だ。「タスクは完遂していないけど、ちょっとだけYouTubeを見ようかな」といった内側からの誘惑や、「ランチ、一緒にどう?」といった外側からの誘惑が生じたら、まず「今、ここ」と唱えてみるといい。



