シニア世代にありがちな「嫌われるLINE」の実態
スマホ活用アドバイザーの増田由紀氏によると、シニア世代のLINE利用でよく見られるのが「長文メッセージ」です。「メッセージが長い」と指摘される一方、シニア側は相手からの「OK」や「了解」といった短い返事やスタンプだけに「え、これだけ?」と面食らうこともあるといいます。
実は、この長文LINEの背景には「気遣い」があります。パソコンメールに慣れ親しんだ世代は、相手を煩わせないよう1通のメールで用件を済ませようとする傾向があります。また、用件をいきなり書くのは失礼と考え、あいさつから始まり用件、結びの言葉と続くため、メッセージが長くなりがちです。
「LINEはおしゃべり感覚で」と伝えることが大切
増田氏は、シニア世代の長文メッセージの背後にある気遣いを理解した上で、「LINEはメールというより、おしゃべりに近い感覚で大丈夫」と伝えてみるのが良いとアドバイスしています。
また、シニア世代に限らず全世代に共通するのが「誤爆」、つまり間違った相手やグループにメッセージを送ってしまうミスです。例えば、町内会の行事後に家族に送ったつもりの「今日はもう疲れたから外食にしよう、何食べる?」が、町内会のLINEグループに送られてしまうケースが紹介されています。
「削除」と「送信取消」の違いを理解する
LINEで誤爆してしまった場合、一定時間内であればメッセージを取り消せます。ただし、「削除」と「送信取消」を混同している人が多いと増田氏は指摘します。削除は自分の画面からメッセージが消えるだけで、相手の画面には残り続けます。誤爆した際は必ず「送信取消」を選ぶ必要があります。
送信取消の手順は以下の通りです。①取り消したいメッセージを長押しし、【送信取消】をタップ。ただし、【送信取消】は1時間以上経過したメッセージには表示されません(有料プランへの案内が表示される場合があります)。②「メッセージの送信を取り消しますか?」と表示されたら【送信取消】をタップ。③送ったメッセージが見えなくなり、「メッセージの送信を取り消しました」と通知が表示されます。④送信取消をしたことについて、相手に一言触れておくと良いでしょう。
送信取消時の注意点
送信取消にはいくつか注意点があります。まず、送信取消は送信後1時間以内にのみ可能です。また、相手が既にメッセージを読んでいた場合、取消後も「メッセージが送信取消されました」という通知が残ります。さらに、取消したことを伝える一文を添えることで、相手に誤解を与えずに済みます。
シニア世代がLINEを快適に使うためには、これらの基本的な機能を理解し、相手への気遣いを適切に表現することが重要です。



