noteが続かない5つの誤解とは
2025年に登録者数1000万人を突破したnote。しかし、発信を続けるのは簡単ではない。作家の末吉宏臣氏は著書『言語化とnote発信の全技術』の中で、多くの人が挫折する理由を5つの誤解として解説している。ここではその一部を抜粋・再構成してお届けする。
誤解その①:神投稿をしないといけない
「せっかく書くなら感動的な文章を書きたい」と意気込んで何時間も悩み、結局何も書けずに終わる。これはnote発信初心者が必ず陥る「神投稿の罠」だ。末吉氏は「奇跡の1回より凡庸な99回」と述べ、一発逆転のホームランではなく、不格好でもバッターボックスに立ち続けることの重要性を強調する。
「神投稿を100本書ける人はこの世に存在しません。あなたが目指すべきゴールは、99本の凡庸な記事と1本の奇跡です。その99本を書き続けた人だけが、100本目の奇跡に立ち会えるのです」と末吉氏は断言する。自身の経験からも、「これは絶対に読まれる」と確信して投稿した記事ほど反応が薄く、逆に力を抜いた記事が伸びたという。10年前の有料noteが今も毎月収益をもたらしているが、書いた当時は「これでいいのかな」と不安だったと振り返る。読者が求めているのは、たまの豪華なディナーではなく、毎日のお味噌汁のような発信だと語る。
誤解その②:1回の投稿でヒットやファンを作らないといけない
1本の投稿はただの「点」に過ぎない。100本集まって初めて「線」になり、その線はあなたが何を大切に生きているかを示す「道」となる。読者はその道を見てあなたを好きになる。何が当たるかは書いてみないとわからないため、99本の素振りをやめないことが書き続ける人の必勝法だと末吉氏は説く。
誤解その③:承認を求めると言葉は死ぬ
続くページでは、承認欲求に基づく発信の危険性について触れられている。八方美人な言葉には誰かの人生を動かす力はなく、自分の信念に基づいた発信が重要だと指摘する。
誤解その④:ドライバー(発信者)は傷つかない
発信者は批判にさらされることもあるが、傷つくことを恐れてはならない。末吉氏は「ドライバー(発信者)は傷つかない」という誤解を解き、適切な距離感で発信を続けることの大切さを説く。
誤解その⑤:自分にもできるから嫉妬する
他者の成功を嫉妬するのではなく、自分の成長に焦点を当てるべきだ。誰にでもできることだからこそ、継続が差を生むと強調している。
末吉氏の書籍では、これらの誤解を乗り越え、言語化と発信を続けるための具体的な技術が詳しく紹介されている。



