スズキ新型軽BEV「e SKY」試乗、ガソリン車感覚の走りを徹底追求
スズキ新型軽BEV「e SKY」試乗、ガソリン車感覚の走りを徹底追求

スズキの新型軽乗用BEV「e SKY」のプロトタイプが、クローズドコース「袖ヶ浦フォレストレースウェイ」で試乗された。ガソリン車から自然に乗り換えられる安心感を重視し、徹底した「普通」の設計に賛美が集まっている。

運転席前の液晶は立体構造で視認性を確保

事前説明の投影画像では「よくある連続させた液晶パネルが並ぶインパネかな」と思われたが、実車は速度計などの計器部分を別構成とし、液晶画面を分割。運転席前の液晶画面は奥行きがとられた立体構造とし、目線を落とした先に画面がくるよう配置した。この立体構造はメーターフードを兼ねた設計で、外光を直接受けず、液晶が白飛びしないため昼夜を問わず視認性が保たれる。

「SDVライト」を掲げるスズキの選択

開発陣は兄貴分の「e VITARA」のように2つの液晶をクリアパネルで連続させ、競合車に対する優位性を誇示したかったかもしれない。しかし、冒頭④「SDVライト」を掲げるスズキは、いたずらに背伸びせず、手の内にあるものを有効活用することで信を問うた。

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ガソリン車の乗りやすさを維持した走行フィール

試乗では、そっと踏めば優しく、グッと踏めば力強く加速し、ショック感の少なさとダイレクト感にこだわった走行フィールが確認された。発売前の車両でナンバープレートが取得できないためサーキットで行われ、100km/hを上限に一般道路でのフィーリング確認を主体としつつ、一部区間にパイロンを連続配置してハンドリング性能を試すコースも組み合わせた。

乗り味で良かったのは、これまで内燃機関(ICE)の軽自動車に乗ってきた人々がe SKYを運転した際、「BEVは運転感覚が違うんだな」と感じさせない特性に造り込んできたことだ。タッチパネル部分の操作性や走行音、振動特性など詳しくは筆者の動画チャンネルで確認できる。

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