MFSは、マンションAI査定サービス「CAPS(キャップス)」において、価格推定の対象をこれまでの中古マンションに加え、竣工前(引渡し前)で取引実績がない新築マンションにも拡大する。今後、新築マンションを毎月拡充する予定であり、2026年8月中に525棟を対象に加えると発表した。
これまでのサービス内容
CAPSはこれまで、450万件の販売価格・賃料データをもとに構築した独自のAI価格モデルにより、全国約14.6万棟(全国の90%)の中古マンションについて、無料・リアルタイムで価格を推定するサービスを提供してきた。
一方、竣工前の新築マンションは、そもそも売買の取引実績が存在しないため、成約事例の比較による価格の妥当性が検証できない。購入検討者は、デベロッパーが提示する価格が市場実勢に照らして妥当なのかを客観的に確認する手段がなく、提示価格に対する客観的な比較・検討の判断材料が限られているという状況があった。
新築マンションへの適用内容
CAPSの価格推定モデルは、立地・築年数・面積・階数といった不動産情報に加え、最寄り駅の乗降客数や将来推計人口などの地域データまで、400以上の特徴量を用いて価格との関係性を学習する設計。今回、このモデルを竣工前の新築マンションにも適用し、過去の取引実績が一切ない物件についても推定価格を表示できるようにしている。
なお、今回追加した525棟は、全国各地でこれから竣工予定の新築マンション。
対象物件と今後の展開
新築マンション価格の高騰が続くなか、「販売価格は本当に妥当なのか」と気になる人も多いはず。今回の対象には、「THE TOYOMI TOWER MARINE&SKY」「パークコート青山高樹町 ザ タワー」「パークタワー品川天王洲」をはじめ、首都圏から地方都市まで全国525棟の新築マンションが含まれており、購入を検討している物件が対象になっているか、チェックしてみてもよさそうだ。



