ソニーがPS5 Proを正式発表、価格は12万円超
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は9月10日、プレイステーション5の上位モデル「PS5 Pro」を発表した。価格は11万9980円(税込)で、現行のPS5(デジタル・エディション)の5万9980円から約2倍となる。発売日は11月7日で、予約は9月26日から開始される。
性能は大幅向上、レイトレーシングやAI処理を強化
PS5 Proは、GPUの性能が従来比で約45%向上し、レイトレーシング処理は2〜3倍高速化。また、AIを活用した超解像技術「PlayStation Spectral Super Resolution(PSSR)」を搭載し、4Kから8Kへのアップスケーリングも可能だ。ストレージは2TBのSSDを内蔵し、読み込み速度も向上している。
CPUは現行PS5と同じ8コアZen 2アーキテクチャだが、クロック周波数が向上し、パフォーマンスモードではより高いフレームレートを実現。メモリは18GBのGDDR6を搭載し、帯域幅も拡大されている。
対応タイトルは発売時点で多数、既存PS5タイトルも向上
PS5 Pro対応タイトルは、発売時点で「ファイナルファンタジーVII リバース」「グランツーリスモ7」「Marvel's Spider-Man 2」など多数が予定されている。また、既存のPS5タイトルも「Pro Enhanced」ラベルが付与され、解像度やフレームレートの向上が図られる。
SIEのCEO、ジム・ライアン氏は「PS5 Proは、最も要求の厳しいゲーマー向けに設計された。没入感とパフォーマンスの新たな基準を提供する」とコメントしている。
市場への影響と競合との比較
PS5 Proの発表により、家庭用ゲーム機市場は新たなフェーズに入る。価格は高額だが、PCゲーミングと比較するとコストパフォーマンスは高いと見る向きもある。一方、マイクロソフトのXbox Series Xは価格を据え置いており、今後の競争が注目される。
アナリストの予測では、PS5 Proの初年度販売台数は全世界で500万台程度と見込まれている。既存PS5ユーザーのアップグレード需要と、新規ユーザーの取り込みが鍵となる。



