サムスン、One UI 9を現行Galaxyモデルへ順次配信 AI動画編集や日本語タスク自動化も
サムスン、One UI 9を現行Galaxyへ順次配信

サムスン電子ジャパンは、最新UI「One UI 9」をSamsung Galaxyスマートフォンおよびタブレットの現行モデルへ順次対応させる。従来は2026年8月発売の最新折りたたみスマートフォン「Samsung Galaxy Z Fold8 Ultra/Fold8/Flip8」や10月発売の「Samsung Galaxy Tab S12シリーズ」などの一部最新端末に限られていたが、2023年に発売された「Samsung Galaxy S23シリーズ」以降の現行モデルへと広く対象を拡大する。高度なAI機能と拡張されたツールを備え、日常生活におけるモバイル操作をより簡単かつスムーズにするとともに、強力なセキュリティ保護も提供する。

新機能の詳細

今回のアップデートでは、日常や制作活動を豊かにする多様な新機能を追加。「マイファンカム」は動画内の特定の人物を自動で追跡し、画面内に配置でき、SNS共有やイベント撮影での編集作業の手間を大幅に削減する。先回り提案機能「Now Nudge」は画面上の文章を分析して最適な提案を行い、ポップアップや通知からも素早くアクセス可能となった。自分好みにブリーフィング画面を調整できる「カスタムカード」を追加した「Now Brief」のほか、会話の流れを一覧表示できるスレッドビュー対応の「通訳」機能、汚れた本や書き込んだ紙をきれいに補正できる「ドキュメントスキャン」も搭載する。

生産性とアクセシビリティの向上

さらに「Samsung Notes」にはデコレーションテープなどの新しい装飾ツールが追加され、「ボイスレコーダー」も要約を可視化しやすい表や見出し形式で表示できるよう進化している。

また、対応端末では、Gemini IntelligenceによるマルチAIエージェントのタスク自動化機能が順次日本語に対応する。サイドボタンを長押しして「◯◯アプリでタクシーを予約して」「◯◯アプリでハンバーガーを注文して」と音声を吹き込むだけで、アプリの起動や目的地入力などの手間をかけずに、注文・予約の完了直前の段階まで自動で進行できるため、日常の検索や予約操作が一段と手軽になる。

セキュリティとプライバシー保護

操作性や安心感の面でも進化を進めている。ユーザーインタフェースでは「クイックパネル」の明るさや音量調整が個別に行えるようカスタマイズ性が向上したほか、統合された「TalkBack」や文字を大きく表示する「テキストスポットライト」といったアクセシビリティ機能も充実した。

安全面では、不審なアプリやリスク情報を通知する「セキュリティブリーフ」がNow Brief内に表示されるようになったほか、オンデバイスAIを活用してバックグラウンドでの不要な権限アクセスを検知する「プライバシー保護アラート」を搭載。AI技術を活用した偽造検出機能なども含め、ユーザーが安全に通話や通信を行える包括的なセキュリティ環境を提供する。