Appleは2025年、エントリーモデル「iPhone SE」の第4世代を投入する見通しだ。大幅な刷新が予定されており、これまでのホームボタンとTouch IDを廃止、iPhone 14をベースとしたデザインに変更される。ディスプレイは4.7インチLCDから6.1インチOLEDに大型化し、Face IDを搭載。充電ポートもLightningからUSB-Cへと変更される。
iPhone SE 4の主な仕様とデザイン
ディスプレイは6.1インチのOLEDパネルで、解像度は1170×2532ピクセル、iPhone 14と同じ仕様となる。本体サイズは縦147mm、横71.5mm、厚さ7.8mmと予想され、重量は約166g。カラーバリエーションはミッドナイト、スターライト、ブルー、パープル、イエローが検討されている。カメラはシングル構成で、48MPの広角カメラを搭載。チップセットはA18 Bionicを採用し、8GBのRAMと128GB/256GBのストレージオプションが用意される。バッテリー容量は約3,279mAhで、USB-Cによる急速充電に対応する。
価格と発売時期
価格は499ドル(約5万円)と予想されており、日本円では税込約5万円前後になるとみられる。発売時期は2025年3月から5月頃と複数のアナリストが予測している。Appleは毎年3月頃に新型iPhone SEを発表する傾向があり、このスケジュールは妥当とされる。
市場への影響
iPhone SE 4は、エントリーモデルながらOLEDディスプレイやFace ID、USB-Cといった最新機能を備えるため、Androidスマートフォンからの乗り換え需要や、手頃な価格で高性能を求めるユーザーにアピールする。特に、5万円台で購入できるiPhoneとして、新興国市場でのシェア拡大が期待される。また、USB-Cの採用により、EUの規制に対応しつつ、アクセサリの共通化が進む。iPhone SE 4の投入は、Appleのサービス収入(Apple Music、iCloud、App Storeなど)の拡大にも寄与すると見られる。
競合と戦略
同価格帯の競合としては、Google Pixel 8a(約6万円)やSamsung Galaxy A55(約5万円)が挙げられる。iPhone SE 4は、OSの長期間サポート(約6年)やアプリエコシステムの充実、Apple製品との連携(AirDrop、Handoffなど)で差別化を図る。また、AppleはiPhone 14の生産ラインを流用することでコストを抑え、競争力のある価格を実現する。iPhone SE 4の成功は、Appleのエントリー市場における地位を強化し、中長期的な収益拡大につながるだろう。



