ベッセント米財務長官は15日、独立宣言から250周年に合わせて発行する、トランプ大統領の肖像が入った金色の1ドル硬貨の画像をX(旧ツイッター)で公開した。政権は、トランプ氏の肖像が入った250ドル札の発行準備も進めている。歴史的な節目に合わせて、トランプ氏が自らの足跡を残そうとする姿勢があらわになっている。
硬貨のデザインと発行計画
公開された硬貨にはトランプ氏の肖像とともに「In God we trust(我らは神を信じる)」、「Liberty 1776―2026」と刻まれている。ベッセント氏は、「自由という不朽の遺産と愛国心の永続的な象徴をたたえる」ものだとし、造幣局が1ドル硬貨の鋳造を始めるとした。米CBSテレビによると、硬貨は「金のような仕上げ」がほどこされ、今秋から発行される予定という。
法的な課題
米国の法律では、存命の人物を紙幣や硬貨に描くことは禁じられている。05年には歴代大統領の肖像をあしらった1ドル硬貨の発行を認める法律ができたが、ここでも対象は故人に限られる。米メディアによると、トランプ氏の肖像入り貨幣はこの法律に抵触する可能性があり、議会での議論が必要となる見通し。



