自動運転EV「mobi」が描く未来 トヨタ系スタートアップの挑戦
自動運転EV「mobi」が描く未来 トヨタ系の挑戦

トヨタ自動車のグループ企業であるトヨタコネクティッドが開発を進める自動運転EV「mobi」が、新たな都市交通のカタチを提案している。全長約2.5メートル、幅約1.3メートルのコンパクトなボディに、最高速度は時速60キロ。完全自動運転レベル4を目指し、2025年の実用化を目標に掲げる。

「mobi」の特徴と目指す世界

mobiは、ラストワンマイルの移動手段として設計された。駅から自宅、商業施設から駐車場など、短距離の移動を自動運転でカバーする。車内にはステアリングやペダルはなく、乗客は座席に座って移動を楽しむ。最大4人乗りで、荷物スペースも確保。車両はシェアリングサービスとして提供され、スマートフォンアプリで簡単に呼び出せる。

技術面での革新

自動運転には、LiDARやカメラ、レーダーなど複数のセンサーを搭載。周囲の状況をリアルタイムで把握し、安全な走行を実現する。また、トヨタの自動運転プラットフォーム「Arene」を採用し、ソフトウェアのアップデートで機能向上が可能。バッテリーは交換式で、充電ステーションでの交換により、待ち時間を最小限に抑える。

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都市交通へのインパクト

mobiの導入により、都市部での交通渋滞や駐車場不足の解消が期待される。車両サイズが小さいため、狭い路地でも走行可能。さらに、自動運転による最適ルート選択で、移動時間の短縮にも貢献する。トヨタコネクティッドは、まずは限定エリアでの実証実験を計画。商業施設や病院、大学などのキャンパス内での運行を想定している。

課題と展望

実用化への課題は、法規制や社会受容性の向上だ。自動運転レベル4の公道走行には、現行の道路運送車両法の改正が必要。また、事故時の責任所在や、プライバシー保護の仕組みも整える必要がある。トヨタコネクティッドは、自治体や関係機関と連携し、実証実験を通じてこれらの課題をクリアしていく方針。2025年のサービス開始を皮切りに、2030年までに全国主要都市への展開を目指す。

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