宇都宮市は26日、6月に市内の中心市街地でクマが出没したことを受け、AI監視カメラの設置など新たな対応策として、計約460万円を9月補正予算案に計上すると発表した。
対応策の内容
市は7月、「市鳥獣被害防止対策協議会」を開き、有識者や猟友会関係者にヒアリングを実施。クマ発見に向けたデジタル技術の活用や、現場対応時の装備品強化などを課題に挙げ、対応策を策定した。
AI監視カメラはクマを検知すると、市の担当課へ自動で通知する。市によると、設置エリアは、6月にクマが市街地に進入した経路と推測される、同市長岡町の長岡公園付近と田川沿いを想定し、場所の詳細や台数は今後決定する。
装備強化と市長のコメント
さらに、動物などの動きを感知して自動で録画するトレイルカメラを、市北西部の山林に増設する。フェースガード付きヘルメットや護身用ポールの配備のほか、麻酔銃の打ち手が安定的に確保できるよう、県への要望などを盛り込んだ。
同日行われた定例記者会見で、佐藤栄一市長は「可能な対応策から早期に導入し、安全・安心な市民生活の確保に努めていく」と述べた。



