農機大手のクボタは6日、人が近くにいなくても農作業ができる国産初の自動運転トラクターを2027年4月に発売すると発表した。従事者が年々減るなかで、農業の持続可能性を高める切り札の一つになると位置づける。
新型アグリロボトラクタMRシリーズの概要
発売するのは、遠隔監視型の自動運転に対応した「新型アグリロボトラクタ MRシリーズ」。100~105馬力で、希望小売価格は税抜き2千万円前後。専用の機械を取り付けることで耕うん、種まき、施肥など稲作・畑作の主要な8種類の作業をこなす。
AIカメラやミリ波レーダーを備えるなどし、機械側で危険の察知や運転停止の判断ができるようにした。作業の開始、再開の指示はタブレット機器で、トラクター側のカメラ映像を見ながら行う。
作業中の監視が不要に
使用者は圃場までトラクターを運ぶ必要はあるが、作業中はずっと監視している必要はない。その間は、家や事務所に戻って事務作業などに時間を使えるという。



