VAIOは7月15日、同社の14.0型ビジネスPC「VAIO Pro BK」が、ゼロトラストを前提とした新たな業務環境への移行を進めるキリングループの業務用PCとして導入されたと発表した。キリングループ全体での導入台数は約18,700台にのぼる。
VDI環境の課題とファットクライアントへの移行
キリンビジネスシステムでは、従来利用していたVDI(仮想デスクトップ基盤)環境において、高機能なBIツールやビデオ会議など、処理負荷の高いアプリケーションの利用が増えるにつれ、快適な操作性を維持することが課題となっていた。このためキリングループでは、PC側で処理を行うファットクライアント環境へ移行するとともに、ゼロトラストネットワークを基盤とした新たな業務環境の構築を進めていたという。
VAIO Pro BKの選定理由と特別仕様
今回、端末の堅牢性やセキュリティを確保しつつ、安定した業務運営を実現するため、キリングループ全体の業務用PCとして約18,700台の「VAIO Pro BK」が導入された。導入にあたっては、性能やセキュリティに加え、筐体デザインが高い評価を得たという。カラーリングは「より差別化したい」という要望を受け、通常の選択肢にはない「サテンシルバー」が特別仕様として用意された。
導入後の効果:故障率改善と運用負荷軽減
導入後はPCの故障率が約1.3%から0.8%へ改善したほか、従来はマザーボード交換が必要だったケースでも故障した部品のみを交換できるようになり、修理費用や対応時間が削減され、IT部門の運用負荷の軽減につながったとする。キリングループは今後もゼロトラスト環境下での業務効率化を推進する方針だ。



