韓国半導体大手SKハイニックスが宮城県にメモリー工場を建設する計画が浮上したことについて、宮城県の村井嘉浩知事は26日の定例記者会見で「いろんな半導体関連企業にアプローチしたのは事実だが、今回の件で県として何か知り得ているものはない」と述べ、今後も動向を注視する考えを示した。
計画の背景と報道内容
この計画は今月21日、韓国紙の報道で明らかになった。報道によれば、SKハイニックスが宮城県にメモリー工場の建設を検討し、投資規模は数兆円に上る可能性があると業界関係者の話として報じた。
計画が実現すれば、韓国の半導体企業として初の日本進出となり、東北エリア全体の地域経済に与えるインパクトは計り知れない。
知事の慎重な姿勢
ただ、宮城県では台湾の半導体大手、力晶積成電子製造(PSMC)が同県大衡村に進出することを決めながら、令和6年9月に白紙撤回した経緯もある。
村井知事は会見で「PSMCの誘致には成功したが、先方の都合で頓挫した。今回の件も先方から何も情報提供はなく、私がコメントできる状況にはない」と述べるにとどまり、慎重な姿勢を崩さなかった。



