万年筆超え「1本・約6万円」の超高級ボールペンがヒット!ゼブラが詰め込んだ異様なこだわり
万年筆超え約6万円の超高級ボールペンがヒット!ゼブラのこだわり

ゼブラが開発した超高級ボールペン「HAMON」が話題を集めている。価格は1本約6万円で、万年筆を超える高級ボールペンとして、インクの残量が見える「みえるみえるデザイン」や、7年がかりで開発したインクの改良など、同社の技術を結集した製品だ。

「祖業はペン先」、ボールペン会社としての誇り

開発を先導した中田裕二郎氏は、「祖業こそ鋼ペン先ですが、やっぱりうちの会社は『ボールペンの会社』なんですよね。私が入社したころも、電話を取ったときに『はい、ゼブラです』ではなく『ゼブラボールペンです』と言っていたくらいでしたから(笑)」と振り返る。

市場では高級な万年筆があり、その下にボールペンが売られることが多い現状について、「それが悔しいなと。だから最初から『究極のボールペン、超高級なボールペンを作ろう』という点も決めていました」と語る。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

「あり得ない」と言われた技術を搭載

中田氏が考えたのは、ゼブラの必殺技を詰め込むことだった。その一つが、1966年発売のボールペン「クリスタル4100」で採用した透明軸によりインクの残量が見える「みえるみえるデザイン」。一方で、高級ボールペンは「パーカー」を筆頭に中芯が見えない構造が基本で、社内からは「気持ちはわかるけど、それはあり得ない」と言われたという。

しかし中田氏は「高級な時計だって、文字盤は透明な部分があるじゃないですか。何かやりようは、絶対にあるなと」とこだわり、部品の接合方法やインクに工夫を重ねた。インクは2024年発売の「ブレンユー」に搭載した7年がかりで開発したものを、さらに2年ほどかけて改良。インクの色味や軸の内壁を汚さないなど細かい点に技術を凝らし、ゼブラらしさとラグジュアリー性を融合させた。

HAMONは、ゼブラの集大成として高級感を損なわない形で「みえるみえるデザイン」を搭載し、万年筆に負けないボールペンを目指した製品である。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ