ゼブラは7月9日、世界初となるボールペン一体型スタイラスペン「STYLUS 2WAY」(スタイラス ツーウェイ)を発表した。iPad用のスタイラスペンとボールペンの1台2役として使える製品で、芯を切り替えることなくボールペンの芯のままiPadのスタイラスペンとして使用できるのが最大の特徴だ。周辺機器メーカーのエレコムと共同で開発した。
製品概要と発売日
カラーはブラックとホワイトの2色。価格は1万5000円(税別)で、替え芯2本組が1500円(税別)。発売は7月31日で、文具取扱店やAmazonで販売する。製品を利用するには、iPadに市販のガラスフィルムを装着する必要がある。
独自技術で実現した2WAY筆記
紙のメモとiPadを併用するユーザーにとって魅力的な製品だ。普通の紙やノートとiPadの画面の両方で、切り替え不要で使えるボールペン一体型スタイラスペンは、アナログとデジタルの垣根をなくし、思考を途切れさせない筆記体験を提供すべく開発された。
芯先は0.5mmのボールペンだが、そのままiPadの画面で使用可能。芯先を細く仕上げた独自の中芯を開発し、芯先から微細な電気を流してiPadでも書けるようにした。さらに、表面に細かな凹凸がある紙ではインクが出るのに対し、表面がツルツルしているiPadの画面上ではインクが出ないように工夫した。これは、カラーレーザープリンターで印刷された資料など、印刷面ではボールが転がらずインクが出ない「ツル抜け」というボールペンの欠点に着目し、iPadの画面でインクが出ないようにしたという。インクはジェルタイプの水性インクで、パネルに付着した場合でも残らず拭き取れる。
使いやすさと対応機種
本体のクリップ部をノックして芯を出すと電源が入り、ペアリング不要でiPadで使用可能。本体側面にUSB Type-C端子を搭載し、バッテリーを充電できる。バッテリー駆動時間は約7時間。本体側面には磁石を内蔵しており、iPadの側面に貼り付けて持ち運べる。
対応iPad機種は以下の通りで、iPad Airや12.9インチiPad Proなど一部シリーズには非対応。シリーズや機種によってパネルに細かな違いがあるためとしている。推奨フィルムは製品サイトに記載されている。
- iPad(第7世代2019年モデル、第8世代2020年モデル、第9世代2021年モデル、第10世代2022年モデル、A16 2025年モデル)
- iPad mini(第5世代2019年モデル、第6世代2021年モデル、A17 Pro 2024年モデル)
- iPad Pro 11インチ(第2世代2020年モデル、第3世代2021年モデル、第4世代2022年モデル、M4 2024年モデル標準ガラス、M5 2025年モデル標準ガラス)
ゼブラは、本製品により紙とデジタルのシームレスな筆記体験を提供し、ユーザーの創造性を支援するとしている。



