ワークマンのペルチェベストが、猛暑対策の新定番として注目を集めている。半導体のペルチェ素子を使い、ベスト内のプレートで体を直接冷却・温熱できる冷房服だ。冷却プレートが5カ所の「ICE×HEATERペルチェベストPRO3」(1万9,800円)と、7カ所の最新モデル「ICE×HEATERペルチェベスト7個式スペシャルエディション」(2万9,800円)の2種類が展開されている。
45℃の酷暑で冷却力を体感
実際の猛暑でどれほど涼しさを感じられるのか。45℃の酷暑環境を再現した会場で試着した。素肌がジリジリと焼かれるような暑さの中でベストを着ると、背中や腰、前面、首元にひんやり感が広がる。周囲は高温である一方で、体の中心部は冷えている感覚があった。サーモグラフィーでも冷却部分が青く映り、しっかり冷えていることが確認できた。
特に印象的だったのは首元だ。デバイスが服の上からではなく直接肌に当たるため、冷たさをより強く感じやすい。酷暑日の環境でも、体温の上昇をしっかり抑えてくれる感覚があった。
日常使いしやすい新モデル
ペルチェベストはこれまで作業用として開発されてきたが、近年の猛暑を背景に、今年は一般向けの熱中症対策アイテムとしても本格展開される。新モデルでは、前モデルの約-3℃から約-5℃へと冷却性能を強化し、アジャスターなどの調整機構を見直すことで、女性や小柄な人でも着やすい仕様に進化した。
冷却モードは「強」「弱」「ゆらぎ」(5分間オン、1分間オフ)、「デバイス(小)モード」(前部デバイス2個を外した状態で使用すると背面のデバイスのみ稼働)の4つから選べる。また、搭載しているモバイルバッテリーは、通常のモバイルバッテリーと同じようにスマホの充電などにも使用できる。
着ぶくれしにくく普段使いにも
ファンウェアのように風で冷やすのではなく、冷却プレートで体に直接冷たさを伝えるため、服がふくらみにくく、音も気になりにくい。薄手のアウターを羽織っても、着ぶくれしにくい。そのため、普段着のTシャツの上からでも着やすく、料理やガーデニングといった日常使いにも取り入れやすい。子どもの運動会やスポーツ観戦、フェス、自転車移動など、幅広い場面で使えそうだ。
なお、今回紹介した「ICE×HEATERペルチェベストPRO3」「ICE×HEATERペルチェベスト7個式スペシャルエディション」は、店舗在庫限りとなる。



