TAMASHII NATIONSが主催する「TAMASHII NATIONS LIVE ACTION FIGURE EXPO 2026」が、2026年7月10日から10月26日まで東京・秋葉原の「TAMASHII NATIONS STORE TOKYO」で開催される。今年は『仮面ライダー』生誕55周年、『ウルトラマン』生誕60周年という節目の年に当たり、さらに『ゴジラ』映画最新作『ゴジラ-0.0』の公開も控えている。
イベントの見どころと記念商品
会場では、映像作品で見られるヒーローの勇姿を立体化し、劇中のイメージに忠実なポージングが可能なS.H.Figuarts(真骨彫製法)の成立過程を一望できるスペースや、約50年ぶりに復活した過去の大ヒット商品を展示する「復活ゾーン」、最新商品が迫力のジオラマと共に並べられた展示コーナーが設けられている。入場するとまず目に入るのが、3つのイベント開催記念商品だ。
「S.H.Figuarts にせウルトラマン」は、1966年の『ウルトラマン』でザラブ星人が化けたニセモノで、悪そうに吊り上がった目が特徴。付属品としてホシノ少年隊員がぶら下がったロープが付属する。「S.H.Figuarts 仮面ライダーベイク ブレイクッキーフォーム」は、2024年放送の『仮面ライダーガヴ』に登場した敵ライダーで、変身アイテムとなる専用武器ベイクマグナムも精密に造型されている。「S.H.Figuarts(真骨彫製法)仮面ライダーファイズ Night Color Ver.」は、2003年の『仮面ライダー555』に登場するファイズを、暗闇で赤く発光するフォトンブラッドとマスクの目を強調するため、ボディをダーク仕様に塗装した逸品だ。
真骨彫製法のこだわりと歴史
会場内で特に注目を集めたのは、S.H.Figuarts真骨彫製法の造型について実物見本を並べながら解説するスペースだ。この製法は、リアルなプロポーションと自由自在な可動の両立を目指し、人間の骨格から造型を行う。キャラクターによっては実際のスーツアクターの全身スキャンデータを基に造型が施されており、映像作品の魅力を可動フィギュアに落とし込む研究開発の一端がうかがえる。
「歴史」のコーナーでは、1974年発売のダイキャスト合金製「超合金マジンガーZ」を原点とし、装着変身シリーズを経てS.H.Figuartsへと発展したアクションフィギュアの歩みを実物と共に詳細に解説。ファンにとっては懐かしいアイテムが並ぶ。
復活ゾーンと最新アイテム
「復活ゾーン」では、2000年に発売され大ヒットした『仮面ライダークウガ』の「装着変身」と、2026年に26年ぶりにリニューアルされた「装着変身 仮面ライダークウガ マイティフォーム」の両方を展示。リニューアル版は、人間の素体に硬質パーツを装着する楽しさとプロポーションを継承しつつ、外観と可動をアップデートし、より高品質な商品に仕上がっている。また、1970年代に一世を風靡したポピニカ「サイクロン号」や超合金「アカレンジャー」も復活。仮面ライダー1号と2号のサイクロン号、そして秘密戦隊ゴレンジャーのリーダー・アカレンジャーが合金ボディで再登場した。
放送25周年を迎えた『仮面ライダーアギト』コーナーでは、仮面ライダーギルス&ギルスレイダー、仮面ライダーアギト グランドフォーム(25th Anniversary Ver.)、最新映画『アギト―超能力戦争―』に登場した仮面ライダーG7を展示。さらに『仮面ライダーゼッツ』からは、仮面ライダードォーン、コードゼロイダー、仮面ライダーゼッツ カタストロム、そして万津莫が登場。夢の中で活躍するCODEエージェントのセブンの衣装を再現した莫の寝ぐせ付きポージングも見どころだ。
ウルトラマン60周年とゴジラ展示
ウルトラマン60周年を記念して、1966年7月10日に放送された『ウルトラマン誕生』(ウルトラマン前夜祭)の一場面をジオラマで再現。モノクロ放送だった当時の雰囲気を忠実に再現し、銀と赤のカラーリングではなくモノクロ仕様のウルトラマンやウルトラ怪獣(レッドキング、バルタン星人)が展示されている。S.H.Monster Artsからは、『ゴジラFINAL WARS』のカイザーギドラや、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』のゴジラと3式機龍の決戦シーンを再現したジオラマも圧巻だ。
その他、『宇宙刑事ギャバン』の真骨彫製法版や、2026年8月発売予定の「S.H.Figuarts ギャバン・インフィニティ」も展示されている。
イベント概要
会場はTAMASHII NATIONS STORE TOKYO(東京都千代田区神田花岡町1-1)。JR秋葉原駅電気街口から徒歩1分、つくばエクスプレス秋葉原駅から徒歩2分、都営新宿線岩本町から徒歩3分。営業時間は10時から20時まで。本記事は特撮ヒーロー作品や怪獣映画を専門とするライター秋田英夫が執筆した。



