ソニー、9年ぶり高倍率ズーム「RX10M5」発表。AF性能がα並みに進化
ソニーRX10M5発表、AF性能がα並みに進化

ソニーは7月9日、レンズ一体型カメラの新製品「DSC-RX10M5」を発表した。35mm判換算で24~600mmをカバーする光学25倍ズームレンズを搭載し、オートフォーカス性能や速写性能を大幅に向上。本体デザインも一新し、ミラーレスカメラ「α」シリーズに準じた操作体系を採用した。価格はオープンで、予想実売価格は36万円前後。7月31日に発売される。

AF性能と被写体認識がα並みに進化

本機は2017年10月発売の「DSC-RX10M4」の後継モデル。最新の画像処理エンジン「BIONZ XR」とAIプロセッシングユニットを搭載し、オートフォーカス性能やリアルタイム被写体認識機能、ブラックアウトフリーの連写性能をαシリーズと同等に高めた。AEAF追従のブラックアウトフリー撮影は最大30コマ/秒に対応する。

これにより、高速で動く野生動物や航空機の撮影が容易になり、ミラーレスカメラにはない機動性をアピールする。レンズは従来と同じく35mm判換算24-600mm(F2.4-4.0)の光学25倍ズームで、最短撮影距離も変わらないが、画像処理エンジンの改良により描写性能が向上し、周辺光量落ちも抑制された。超解像ズームやデジタルズームの画質は従来と同様という。

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デザイン一新、αライクな操作性

本体デザインはαシリーズを思わせる角張ったスタイルに刷新。グリップは大型化してホールド性を高めた。操作ボタン類やUIも最新のαに準じたレイアウトとなり、電子ダイヤルや露出補正ダイヤル、撮影モードダイヤルなどもαと同等になった。ファインダーは0.5型・368万ドットの大型高精細OLEDに変更され、倍率0.78倍で見やすさが向上した。

充電端子はUSB Type-Cを採用(microUSBもデータ転送用として継続)。バッテリーは大容量のFZ100に変更された。一方、内蔵フラッシュは非搭載となった。

動画性能も強化

動画面では、スローモーション動画やタイムラプス動画、ユーザーLUT、S-Cinetone、S-Log3などの機能を新たにサポート。高倍率ズームでありながら、プロ仕様の動画撮影にも対応する。センサーは1型Exmor RS CMOS(有効2010万画素)、記録メディアはSDカード。本体サイズは136.4×94.5×151.3mm、重量は約1,111g(メモリーカード、バッテリー含む)。

ソニーは本機を「高倍率ズームの機動性とαのAF性能を両立した一台」と位置づけ、野鳥撮影や航空機撮影など、素早い動きに対応するユーザーに向けて販売を強化する方針だ。

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