仙台市青葉区役所で、人工知能(AI)を活用した窓口案内の実証実験が始まった。1階に設置された電子看板に話しかけると、画面内のキャラクターが庁舎内の手続き窓口などを案内する。
AIキャラクターが案内、多言語にも対応
導入されたのは、IT事業などを手がける「ファーストローンチ」(仙台市若林区)製の接客サービス「AICO(アイコ)」1台。電子看板の画面は縦75センチ、横42センチ。
マイクに向かって「住民票を取りたい、どこに行けばいい?」と話しかけると、画面内の女性キャラクターが「一階の戸籍住民課で取得できます。受付は二番窓口です」などと答える。
AIには市総合コールセンターのよくある質問を学習させており、手続きに必要な書類なども聞くことができる。英語や中国語、ネパール語など多言語に対応し、青葉区のホームページ上でも同様のサービスを展開している。
複数階にまたがる庁舎の案内課題に対応
青葉区役所は様々な部署が複数階にまたがって設置されており、案内に課題があった。外国籍の住民が増加したことで、外国語対応の需要も高まっていた。
実証実験は、同区役所の若手職員で構成する業務改善チームの活動の一環。設置は来年1月29日までで、アンケートを行って機能面を改良しながら本格導入を検討していく。



