オルカンで本当に平気?馬渕磨理子が新NISA初心者の落とし穴を警告
オルカンで平気?馬渕磨理子が新NISA初心者の落とし穴を警告

経済アナリストの馬渕磨理子氏が、プレジデント公式YouTubeチャンネルの新番組「ホシノ編集長のプレズバ」に出演し、新NISAを巡る投資初心者の疑問や落とし穴についてホシノ編集長と対談した。馬渕氏は「オールカントリー(オルカン)に投資していれば安心」という風潮に警鐘を鳴らし、個別株投資のリスクや長期積み立ての重要性を語った。

月5000円の積み立てで2000万円になるカラクリ

馬渕氏は、毎月5000円の積み立てがなぜ2000万円に成長するのかを解説。「複利効果と長期運用が鍵。年率5%で30年運用すれば、元本180万円に対して運用益が約1820万円に膨らむ」と具体例を示した。ホシノ編集長は「投資初心者にはまずインデックス投資から始めるのが王道」と同意した。

日経平均はダメ?素人が株式投資をしても大丈夫か

「日経平均はもう上がらない」という声について、馬渕氏は「短期的な変動に惑わされず、長期的な成長を見るべき」と指摘。その上で「素人が個別株に手を出すのは危険。情報収集や分析に時間を割けないなら、インデックスファンドが適切」と述べた。ホシノ編集長も「初心者はまず市場全体に分散投資すべき」と補足した。

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資産形成は「毎月」「淡々」が最強

馬渕氏は「資産形成で最も重要なのは、毎月コツコツ積み立て、市場の上下に一喜一憂しないこと」と強調。40代や50代から始めても、80歳までに2000万円を目指せる可能性があるとし、「時間は味方。焦らず続けることが成功の鍵」と語った。

オールカントリーは本当に大丈夫か?

「オルカンに投資していれば安心」という意見に対し、馬渕氏は「オルカンは世界経済全体に分散投資する優れた商品だが、それだけで完璧ではない」と注意喚起。「為替リスクや地域ごとの経済変動がある。自分のリスク許容度に応じて、債券や国内株を組み合わせるべき」とアドバイスした。

個人で個別株を買うリスク

ホシノ編集長が「個人が個別株を買うのはどのくらい危険か」と質問。馬渕氏は「プロでも予測が難しい。情報格差や感情的な判断で損失を出すケースが多い」と答え、「個別株は全体の投資額の1割以内に抑えるのが無難」と具体策を示した。

新NISAを始めた人が絶対やってはいけないこと

馬渕氏は「新NISAで絶対にやってはいけないのは、短期売買を繰り返すこと」と断言。「頻繁に売買するとコストがかさみ、複利効果を損なう。また、他人の勧めで銘柄を変えるのも禁物。自分の投資計画を貫くことが重要」と強調した。

今後の経済情勢の見方

最後に、今後の経済見通しについて馬渕氏は「日銀の利上げや円高進行など不透明要素はあるが、長期的には世界経済は成長する」と分析。「短期的なニュースに振り回されず、長期目線で投資を続けてほしい」とメッセージを送った。

馬渕磨理子氏は京都大学公共政策大学院修了後、トレーダーとして法人ファンド運用を経験。現在は一般社団法人日本金融経済研究所代表理事を務め、イー・ギャランティや楽待の社外取締役も兼任。フジテレビ「LiveNewsα」や読売テレビ「ウェークアップ」にレギュラー出演中で、大阪公立大学客員准教授でもある。

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