1kg未満で16時間駆動、NEC「VersaPro UltraLite VY」を日経通信が導入
1kg未満で16時間駆動のNEC PCを日経通信が導入

1947年創業の日経通信は、2025年度のリース満了に合わせて全社的なPCリプレースを実施。従来は拠点ごとに個別にPCを選定・導入していたが、情報システム部が共通モデルを一元管理する体制に移行した。リプレースでは、ハイエンドとミドルレンジのデスクトップPCに加え、モバイルノートPCとしてNECパーソナルコンピュータの「VersaPro タイプVG」を標準機に設定。その後、人事異動に伴う端末不足を受け、新たに「VersaPro UltraLite タイプVY」を追加導入した。

軽さを最優先したモバイルノートPC選定

日経通信の三上啓氏(事業推進部 第二課長)は、モバイルノートPCの選定理由について「各拠点の営業担当は1日中外出したり直行直帰したりすることもあるため、軽さを最優先しました」と語る。タイプVGは第13世代インテルCoreプロセッサーと16GBメモリーを搭載しながら、800グラム台の軽さを実現。営業担当が持ち歩くPCは顧客の目に触れるため、軽さは持ち上げた瞬間に違いを実感できる要素として重視された。

タイプVYの追加導入と3つの特長

リプレース完了直後の人事異動でモバイルノートPCが1台不足したことを受け、日経通信はNECとの打ち合わせの中で新モデルの情報を得て、タイプVYの追加導入を決定。タイプVYは13.3型の軽量モバイルノートPCで、以下の3つの特長を持つ。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

1. バッテリー駆動時間の大幅改善

最大の特長は、大容量バッテリーと独自AIによるバッテリー制御の組み合わせによる長時間駆動だ。軽量モデルに大容量バッテリー(L)を組み合わせた場合、実働16時間の長時間駆動が可能。さらに、大容量バッテリー搭載時でも重量1kgを切る(軽量モデルの質量は約995g)軽量性も両立している。

2. Copilot+ PC対応

タイプVYは「インテル Core Ultra プロセッサー(シリーズ2)」を搭載し、NPUによる高速なAI処理が可能なCopilot+ PC。キーボードに標準搭載されたCopilotキーを押すだけでCopilotを即座に呼び出せ、質問やファイル検索ができ、生産性向上が期待できる。

3. セルフ交換可能なバッテリー

Customer Replaceable Unit(CRU)バッテリー機構を採用し、ドライバーでネジ4本を外すだけでユーザー自身がバッテリー交換可能。従来はメーカーに本体を送付してバッテリー交換する必要があり、その間PCが使えなくなったが、タイプVYならその手間が不要。バッテリー性能低下時も本体買い替えではなく、バッテリーのみ購入して交換できるため、TCO削減につながる。

実際に使ったユーザーの評価

タイプVYのユーザーとなった日経通信の榎内彬氏(上席執行役員 兼 事業推進部長)は、バッテリー駆動時間の進化を次のように評価する。「これまで使ってきたPCのバッテリーは1日持つかどうかが微妙で、会議を終えて自席に戻る度に電源につなぐようにしていました。しかしタイプVYにしてからは、丸1日電源に接続しなくても余裕で使えます。先日の北海道出張でも、朝出発して3日目の昼まで一度も充電せずに済みました。フルに稼働させていた実働時間でも丸1日以上、約2日は持ったことになります」。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ

榎内氏はタッチパネル搭載の軽量モデルを使用しており、当初はタッチパネルを重視していなかったが、使っていくうちに打ち合わせの場で相手に画面を見せながらタッチ操作でファイルを開けるといった利便性を実感したという。また、Copilotキーもよく使用しており、「物理的な専用ボタンがあることでCopilotを即座に呼び出せるようになり、ちょっとした調べ物にもAIを気軽に使うようになりました」と述べる。キーボードの打鍵感についても、以前のPCと比べてキーとキーの間隔が広がり「押し心地が良くなった」と評価。タイプVYは高負荷時もファンの回転音が気になる場面が少なく、静かに使えるのも好印象だという。

ITプロの目線で見るユーザーにうれしいポイント

日経通信は顧客にPCを提案する立場でもある。そのプロの目線でユーザーにお勧めできるポイントとして注目するのが、先述のセルフ交換可能なバッテリーだ。

榎内氏は「他社製品を含め、自分たちでバッテリー交換できるノートPCはあまりありません。バッテリー性能が著しく低下した場合にも、メーカー修理に出したり、場合によっては本体を買い替えたりする必要はなく、バッテリーだけを購入して自分たちで交換できます。ユーザーからするとリプレースサイクルを延長でき、TCO削減にもつながります」と強調する。

榎内氏は、一人のユーザーとして、そしてITソリューションを提案するプロの目線から、これからビジネスPCを選ぼうとしている読者に向けてアドバイスを送る。「PCの使い勝手はカタログスペックだけでは分からず、実際に業務で使ってみて初めて見えてくるものが多くあります。その点において、タイプVYのバッテリーはかなり持つと実感していますし、充電のストレスから解放されるメリットがあります。数年後にバッテリーだけを交換できるという点も、長く使い続ける上で大きな利点です。ビジネスPCの新たな選択肢として、検討してみてはいかがでしょうか」。