成田空港のビジネスジェット専用ターミナル「プレミアゲート」が刷新され、1日から新たな運用が始まった。上質なホテルのような高級感をテーマに、広々とした大型ラウンジとビジネス利用向けの会議室を新設し、エントランスホールや既存ラウンジも日本を感じられるデザインに改めた。
ビジネス需要に対応、最速20分で搭乗
ターミナルは税関や出入国審査、検疫に対応し、駐車場も完備。出発時は到着後、最速約20分で搭乗できるのが特徴だ。施設利用料は出発・到着1回につき、国際線が40万円、国内線が20万円(国際線で21人以上の場合は追加料金)で、会議室の貸し切りは別途10万円が必要となる。
利用実績と今後の展望
成田国際空港会社(NAA)によると、専用ターミナルの供用開始は2012年3月31日で、25年度までに累計7081回(3万5510人)の利用があった。米国、中国、韓国を結ぶ利用が中心で、国際線が約8割を占める。新型コロナの影響を除けば増加傾向にあり、25年度は大阪・関西万博効果もあり、前年度の倍近い1391回(7165人)を記録した。
刷新は、インバウンド向けの付加価値向上と、定期便より柔軟な移動手段としての利便性をアピールする狙いがある。NAA旅客サービスグループの藤原知広さんは「ビジネスジェットの利用数は全国の空港でも増加している。成田も環境面をさらに整え、受け入れ回数を増やしていきたい」と話している。



