三菱自動車は2026年内に新型SUVとしてパジェロを復活させることをアナウンスし、期待が高まっている。本稿では、オフロード4WDの雄として知られるパジェロの歴史を振り返る。
初代パジェロの誕生と進化
1983年3月には5ナンバー車、同年7月にはロングボディ車、1985年にはオートマチック車を追加。1989年にはオーバーフェンダー採用のワイドボディ車も登場し、バリエーションを拡大。多様化するニーズに対応した。
エンジンには4気筒の2.0Lガソリンや2.3Lディーゼル、2.3Lディーゼルターボなどを搭載。1988年には3.0L・V型6気筒モデルや、ディーゼルターボ車に冷却効果の高いインタークーラー付きなどを投入し、走行性能を強化した。また、リアサスペンションをトラックなどに採用例の多いリーフ式から3リンク式コイルに変更。オフロード性能と乗用車並みの扱いやすさの両立という、パジェロの特徴に一層の磨きをかけた。
展示車の印象
オートモビルカウンシル2026の三菱ブースに展示された車両は、メタルトップのショートボディ車。間近で見ると保存状態が良好で、約40年前のクルマとは思えない美しさだ。
全体的に角張ったフォルムは、今のクルマにはないスパルタンな印象。フロントバンパー裏側のウインチも雰囲気満点だ。ウインチとは、泥濘地や雪道などでスタックした際に、内蔵するワイヤーを一度伸ばし大木や岩などに引っかけたあと、ワイヤーを巻き取ることで自車を引っ張り脱出させる際に役立つ機構だ。
ダカールラリーで活躍したパジェロの勇姿
パジェロはダカールラリーでも活躍し、そのオフロード性能を証明した。新型SUVの復活により、再びその伝統がどのように継承されるのか注目される。



