Windows Latestは8月17日(現地時間)、MicrosoftがWindows 11向けに開発している新しい印刷管理ツールがリリースプレビューチャネルに導入されたと報じた。同ツールはこれまでBetaビルドなどでテストされており、Windows Latestは8月初旬にツールを発見し、初期の実験段階にあると評価していたが、それから約2週間でリリースに向けた最終調整が開始された。
新しい印刷管理ツールの概要
新しい印刷管理ツールはリリースプレビューチャネルのWindows 11ビルド26100.9267および26200.9267(KB5120998)に導入された。公式のリリースアナウンスに記載はないものの、リリースプレビューチャネルは正式リリース直前のテスト段階に位置づけられており、まもなく一般向けの提供を開始すると予想されている。
従来のUIからWinUIベースの画面へ
Windows 11の印刷管理ツールは「Windowsツール」→「印刷の管理」から起動する。新ツールはWinUIを採用し、長年使われてきたMMC形式の管理コンソールを現代的な画面へ再構成している。従来版はファイル、操作、ヘルプなどのメニューバーと3ペイン構成を備え、古いWindowsの管理画面を残していた。新ツールではハンバーガーメニューからはじまるモダンなレイアウトを採用し、Windows 11アプリと調和する外観を備える。
機能面は従来版を維持
機能面は従来版を維持していることが確認された。管理者およびパワーユーザー向けに、プリンタ、印刷キュー、プリンタドライバー、ポート、印刷サーバー、共有プリンターの管理機能を提供する。表示するプリンタ情報の選択画面も刷新され、「列の追加/削除」パネルから必要な項目を選択する仕組みが採用された。ドライバーのプロパティ画面ではドライバーファイルのパス、構成ファイル、依存ファイルをスクロール形式で確認できる。プリンタ移行画面については従来の画面が残された。Microsoftは今回の取り組みでWinUIへの移行を完了させず、段階的に旧式コンソールを移行する計画とみられる。
まもなく正式リリースの見込み
リリースプレビューチャネルの最新ビルドは8月14日にリリースされた。今後のスケジュールは公開されていないが、過去の事例から予測すると、8月末ごろリリース予定のプレビュー更新プログラムで正式導入する流れになるとみられる。その後、不具合が発見されなければ、9月のセキュリティ更新プログラムにも導入され、広く展開が開始される見込みだ。



