HPのキーボード内蔵PC「EliteBoard G1a」を徹底解説!実機レポート
HPのキーボードPC「EliteBoard G1a」実機レポート

1月に開催された「CES 2026」で話題となったキーボード型PC「HP EliteBoard G1a Next Gen AI PC」が、日本HPから発売された。一見すると普通のキーボードだが、その内部にはCPU(内蔵GPU)、メモリ、ストレージ、バッテリーといったPCシステムが全て収められており、単体でPCとして動作するこれまでにない「キーボード一体型PC」だ。今回、実機を入手できたので、その内容を確認しつつ性能や使い勝手をレポートする。

外観:スッキリとしたデザイン

まずは外観だ。一見すると「ちょっと高級なテンキー付きのキーボード」という印象を受ける。底面や背面には通気孔があるが、デザインの一部に自然に溶け込んでいる。キーストロークはやや深め。重量はあるが、ゲーミング向けのメカニカルキーボードなど、キーボード単体製品でもこれ以上に大きく重い製品はあるので、言われなければこれにPCシステムが入っているとは思わないだろう。

具体的なボディサイズは、約357.95(幅)×118.5(奥行き)×12.5~17.5(厚さ)mmで、重量は最小構成時で約768g(バッテリー内蔵モデルの場合)だ。画面は一体化されていないが、USB Type-C対応のディスプレイが備え付けられている環境であれば、USB Type-Cケーブル1本で使うことができる。自宅とオフィス間や、オフィス内でも会議室や共用スペースを移動して使うなど、ノートPCと同等のアクティブな使い方が可能だ。

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インターフェースと耐久性

インターフェースは、背面に2基のUSB Type-C端子がある。内側がUSB4(40Gbps)、外側がUSB 3.2 Gen 2(10Gbps)で、いずれもUSB Power Delivery(PD)での電源供給とディスプレイ出力(DisplayPort Alternate Mode)に対応する。通信機能としては、Wi-Fi 7対応の無線LANと、Bluetooth 5.0を標準装備する。

ボディの堅牢さも十分で、米軍調達基準のMIL-STD-810Hに準拠した落下や振動など13項目のテストに加えて、12万時間を超えるHP独自のテストを実施し、信頼性を担保している。バッテリーの有無なども選択可能だ。

実測重量と付属品

サイズ感は一般的なテンキー付きキーボードと同等だが、重量は最小構成時でも実測755g(公称値は約768g~/バッテリー内蔵モデルの場合)とズッシリしている。持ち運びに便利なスリーブケースが標準で付属する。

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