GSアライアンスは、脱炭素やカーボンニュートラル社会の構築に向けた環境エネルギー分野の研究開発の一環として、天然由来のネペタラクトール系虫よけ剤(雑貨)を開発した。6月29日より販売開始予定である。
ネペタラクトール系、天然由来の蚊・害虫に対する忌避剤
感染症を媒介する蚊の忌避剤、虫よけとして、長らくディート(DEET)が普及してきたが、子どもへの毒性や樹脂を溶かす点が指摘されている。ディートに代わる成分として、肌への刺激が少ないイカリジン(Icaridin)があるが、ディート同様に化学合成物である。一方、ハッカなどの従来の天然由来成分は安全性が高い反面、忌避効果の弱さや持続時間の短さが課題だった。
天然由来でありながら高い忌避効果
今回、同社が開発した製品の主成分であるネペタラクトールは、植物(特にマタタビ)に含まれる主要な天然成分。天然由来でありながら、化学合成されたディートに匹敵、またはそれを凌駕する忌避効果を持つ可能性があり、肌への負担も非常に少ないという特徴がある。
独自合成法で大量生産を実現
従来のマタタビから抽出・精製する手法では大量生産が難しく高コストであったが、同社は独自の合成方法により、比較的安価に大量生産できる目途を立てた。今後は蚊以外の害虫に対する忌避剤や殺虫剤、関連する機能性物品の研究開発も進めていく。



