Gemini搭載Google Homeスピーカーがスマートスピーカー市場に新風、音質とマイク性能を徹底検証
Gemini搭載Google Homeスピーカーを徹底検証

グーグルの生成AI「Gemini」を搭載したスマートスピーカー「Google Home スピーカー」が、2026年6月に発売された。本製品は、従来のスマートスピーカー市場の停滞を打破する可能性を秘めている。実際に使用したところ、コンパクトなボディからは想像できない高音質と、優れたマイク性能が印象的だった。

コンパクトながら高音質、低音は好みが分かれる

Google Home スピーカーは58mmフルレンジドライバーを搭載し、360度へ音を広げる設計になっている。実際に音楽を再生してみると、コンパクトなサイズからは想像がつかないほど音が良い。ニュースやポッドキャストは聞き取りやすく、音楽再生でも不満はない。ただし、筆者には低音がやや強すぎると感じられた。最終的にはイコライザーで少し調整した。好みによる部分ではあるが、購入後は一度設定を確認してみるとよいだろう。

高いマイク性能、雑音下でも正確に認識

一方で感心したのはマイク性能である。テレビを見ている状態や周囲で会話が行われている環境でも、かなり高い確率で声を認識したからだ。もちろん、壁を隔てた場所では認識しにくいこともあったが、リビングで使う範囲なら十分実用的だろう。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

2台で使うと別物になるステレオペア機能

今回、試した中で最も印象的だったのが、2台によるステレオペア機能だ。設定は簡単で、アプリの案内に従うだけで完了する。音量そのものは1台でも十分だ。しかし2台にすると音の広がりがまったく違う。部屋全体に音が自然に広がり、どこから鳴っているのかわからなくなるほどだ。興味深かったのは音楽だけではない。Geminiの音声も空間全体から聞こえてくるようになり、まるで家そのものと会話しているような感覚になる。少し未来の生活を先取りしたような体験だった。

機能の数より、存在の仕方に価値がある

本製品は、単なる音声アシスタント端末ではなく、Geminiによる高度な会話能力と、空間に溶け込む音響体験を提供する。スマートスピーカー市場が成熟する中、Google Home スピーカーは「機能の数より、存在の仕方に価値がある」という新たな価値観を提示している。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ