ファミリーマートは7月10日、東京都港区虎ノ門五丁目に初の旗艦店「FAMIMA PARK AZABUDAI」をオープンする。同社関係者は「ファミリーマートが考える“次のコンビニ”にクリエイターの視点を掛け合わせた、楽しさと豊かさの詰まった店舗です」とアピールしている。メディア発表会には俳優の吉田鋼太郎さんと八木莉可子さんがゲストとして招かれた。
クリエイターとの共創で実現した旗艦店
FAMIMA PARK AZABUDAIは、クリエイティブ・ディレクターであるNIGO氏との共創のもと、その世界観や発想力を具現化するクリエイターチームの企画力により実現した。店舗は東京メトロ神谷町駅2番出口から徒歩1分の好立地に位置し、緑の多い周辺環境に配慮して屋上には「屋上の森」を設置している。建物の角にはFAMIMA公式キャラクターが目印として立つ。
店舗に入らずテイクアウトできる「FAMIMA STAND」では、原産地にこだわった希少豆のブレンドコーヒーや、旗艦店限定のエスプレッソタイプのティーを提供。コーヒー、紅茶、ファミチキを販売し、公式キャラクターの形をしたベンチで飲食も可能だ。
店内デザインと売り場構成
店内は明るく開放的な空間で、ファサードのガラス面には購入した商品をその場で楽しめるカウンター席が設けられている。建築・売場デザインにはインテリアデザイナーの片山正通氏が率いるWonderwallが参画。売場面積は65.65坪で、正面にはキオスクをイメージしたレジカウンターがある。スタッフはNIGO氏監修のオリジナルユニフォームを着用する。
ホットスナックエリアはセルフ販売方式で、都市型デリカテッセン(中食)コーナーでは、こだわりの野菜やナチュラルチーズを使用し、食物繊維・たんぱく質が摂れる現代のライフスタイルに寄り添う商品をラインアップ。アボカドや生ハムなど人気食材やアジアンテイストも取り入れた高品質なメニューを提供する。価格例として、「国産鶏むね肉と厚切りトマトのクラブハウスサンドイッチ」498円、「国産鶏むね肉のチェダーサンド」488円、「たんぱく質が摂れる!スパイシータンドリー風チキンのサラダラップ」498円。
ファッションデザイナー落合宏理氏との共同開発による「コンビニエンスウェア」の売り場も充実。独立した空間に大量の商品を用意し、専用スタッフが案内、試着室も備える。ショップインショップを通じて「わくわくするお買い物」体験を提供する。限定アイテムとして、ラインソックスFAMIMA しろ(25-28cm)680円、こどもくつしたFAMIMA しろ(13-19cm)680円が販売される。
公式キャラクター誕生と限定グッズ
新たに公式キャラクターが誕生し、FAMIMA PARK AZABUDAIではデザインを取り入れた限定雑貨を先行発売。クッションF(Sサイズ / Mサイズ)各2,300円、クッション 太陽と星(S / M)各2,300円、メタルピンズ(F / 太陽と星 / FAMIMA)各600円、メタルキーホルダー(ファミチキ / FAMIMA PARK AZABUDAI)各800円、メタルキーホルダー(ファミマカフェ)1,400円、立体ラバーキーホルダー(ファミマカフェ)1,400円、トートバッグ 太陽と星 アイボリー1,998円、ぬいぐるみキーホルダー(太陽と星 / F)各1,200円、ロールトップFAMIMA(XS 2,000円、S 2,500円)、フラットポーチFAMIMA(XS 1,400円、S 1,600円)、ティッシュキューブF 80組370円、ティッシュキューブ80組370円、ドリンクボトル500ML 4,800円、FAMIMA 富士ミネラルウォーター490ML 216円。
社長が語る「次のコンビニ」への思い
発表会でファミリーマートの小谷建夫社長は「コンビニエンスストアは日本が世界に誇る独自の文化。継続的に成長するためには未来に向けた変革と進化が必要」と説明。「次のコンビニ」を形にするFAMIMAでは、立地や客層に合わせた店舗・空間デザイン、VMD(店舗体験)の新たなチャレンジ、IPビジネス、ライフスタイルや嗜好に対応した展開を追求し、「わざわざ行きたくなるコンビニ」を目指す。取り組みの一部は全国のファミリーマートにも展開し、新しいコンビニ体験を波及させる考えだ。
小谷社長はFAMIMA PARK AZABUDAIについて「コンビニの常識を越える旗艦店で『コンビニとは何か』を再定義し、新たな可能性を発信する。多国籍の人々が行き交う麻布台で、町の新たなランドマークとして機能する。お客様の日常を豊かにし、独自の価値を提供し、ファミリーマートを世界に誇れるグローバルブランドに進化させる」と力を込めた。
ライフスタイル本部長の島田奈奈氏は「FAMIMA PARK AZABUDAIは単なる旗艦店ではない。ファミリーマートがクリエイターと共創しながら“次のコンビニ”を形にし、挑戦を発信する場。挑戦は簡単ではないが、クリエイターメンバー、社内外の関係者が1つのチームとなって乗り越える。ここでの挑戦をファミリーマート全体のブランド価値向上につなげる」と述べた。
ゲストが語る旗艦店の魅力
ゲストの吉田鋼太郎さんと八木莉可子さんは「先ほど旗艦店を拝見したが、想像を越える店舗でビックリした」「コンビニエンスウェアは試着もできる。コンビニに試着室があるのは唯一無二」「ヨーロッパの高級スーパーにありそうなサンドイッチやお弁当も売っている」と興奮気味。お気に入りの限定グッズについて、吉田さんは「ロールトップFAMIMA。子どものオモチャを入れて部屋を整理したい」、八木さんは「公式キャラクターのキーホルダーがすごく可愛い。バッグにジャラジャラと重ねてつけたい」と紹介。
また、屋上の「屋上の森 / 屋上サイン」について吉田さんは「おしゃれで意表をつかれた」とコメント。周辺のマンション住民や高層ビルオフィスで働く人、商業施設の高層階を訪れた人から見えるとし「私もこれを見るために高層ビルに登りたい」と話し、笑いを誘った。



