ドン・キホーテの「豪腕スタンド」レビュー:12.9インチiPad Proも固定できる強力アーム
ドン・キホーテ「豪腕スタンド」レビュー:12.9インチiPad ProもOK

ドン・キホーテの情熱価格から発売されている「豪腕スタンド DQC-LASTD01-BK」は、スマートフォンや最大12.9インチのタブレットをしっかり固定できるクランプ式アームスタンドです。価格は2,499円で、ブラックとラテグレージュの2色展開。アーム長は約110cm、耐荷重は約800g、本体重量は約390g(公称)です。

円柱状のパイプにもしっかり固定できるクランプ

クランプ部分は机の天板やベッドフレームなどに挟んでネジで固定します。挟み口には丸みを帯びた凹みがあり、平らな面だけでなく、円柱状のパイプにもフィットするのが特徴です。実際に丸いパイプに取り付けてみると、凹みがパイプを包み込むように当たり、ガッチリ固定できました。

ただし、クランプの主要部分は樹脂製で、金属製に比べて軽い一方、ネジを締めすぎないよう注意が必要です。また、挟める天板の厚みは公称スペックに明記されていませんが、実測で最大約7cmまで挟めました。取り付け先の厚みによっては固定できない場合があるため、購入前に測っておくことをおすすめします。

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見た目ほど重くないが、実際の重量は公称値より重い

太く長いアームと大きなクランプで見た目は重そうですが、クランプが樹脂製のため、持ち上げると見た目ほどの重量感はありません。メーカー公称の本体重量は約390gですが、実際に付属品一式を量ると約510gでした。それでも同サイズのアームスタンドとしては比較的軽い部類です。

全長が約110cmあるため、折りたたんでも場所を取り、持ち運びには不向きです。自宅や職場の固定場所に設置して使う製品と言えます。

iPhoneでは画面下端の操作がしにくい

ホルダーは両側から挟み込むタイプで、内側にクッションが付いています。対応サイズは横幅135~230mm、厚さ13mmまで。iPhoneを縦向きに取り付けると、ホールド力は十分で、動画視聴やビデオ通話では快適に使えました。

しかし、iPhoneをホルダーの中央に挟むと、下側の爪が画面下端のスワイプ操作を邪魔します。対策として、ホルダーの手前側に浅く挟むことで、画面下端に指を回り込ませられます。頻繁にスマホを操作する用途では、このひと手間が少し面倒で、アームが長いぶん画面をタップするたびに揺れることもあります。動画を流しっぱなしにするなど、画面をあまり触らない使い方に向いています。

また、小型スマホや厚めのケースを使用している場合は、対応サイズに収まるか事前に確認が必要です。

12.9インチのiPad Proも固定できた

耐荷重約800gで最大12.9インチのタブレットに対応するとされ、実際に12.9インチiPad Pro 第1世代(713g)と第5世代(682g)を取り付けてみました。どちらも問題なくホルダーに収まり、しっかり固定できました。重さでホルダーが下を向いたりアームが下がったりすることはありません。

ただし、耐荷重には余裕がなく、ケースによってはオーバーする可能性があります。メーカーも「使用する形状により耐荷重に変動があります」と但し書きを添えています。大型タブレットを顔の真上などに設置する場合は、クランプとホルダーが確実に固定されているか確認し、就寝中の長時間設置は避けたほうが安心です。

アームはかなり固く、位置調整は一苦労

メーカーは「360度、角度調整が自由自在」と案内していますが、アームはかなり固めで、片手でサッと向きを変えるのは難しく、両手で力を入れる必要があります。約110cmの長さは、余った部分を曲げて収めるのも大変です。机やベッドフレームに固定して顔の前に持ってくるだけなら、半分の長さで十分で、余った40〜50cmはかさばります。

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その一方で、この固さが大型タブレットを支えられる理由でもあります。一度決めた角度から動く気配がなく、垂れてくるストレスとは無縁です。最初に設置場所と角度をしっかり決めて、その状態をキープして使うスタンドと考えるのが正解でしょう。

車のヘッドレストにも装着可能、ただし走行中は揺れる

クランプの凹みは円柱状のパイプにも食いつくため、愛車のヘッドレストポールにも取り付けてみました。丸いポールを凹みがしっかり抱え込み、バッチリ固定できました。停車中にゲームを試したところ、端末を手で支える必要がなく、快適に操作できました。

しかし、車が走り出すと路面からの振動で画面がかなり揺れ、結局走行中は手持ちに戻りました。停車中や信号待ちでの動画視聴には活躍しそうですが、走行中のゲーム用スタンドとしてはアームの長さと揺れがネックです。

まとめ:固定力を最優先するなら頼もしい

「豪腕スタンド」は、12.9インチのiPad Proまでガッチリ固定できる、名前どおりパワフルなアームスタンドでした。クランプの凹みで円柱状のパイプにも取り付けられ、見た目のわりに軽いのもメリットです。

一方でアームはかなり固く、頻繁に位置を変える使い方には不向き。iPhoneの画面下端をスワイプしにくい点や、オーバースペック気味な約110cmの長さも要チェックです。それでも「一度決めた位置から動いてほしくない」「大型タブレットをガッチリ固定したい」という人なら、試してみて損はないアイテムです。