AMDのx86クライアントCPU(デスクトップとモバイルの合算)市場シェアが、2026年第2四半期に初めて30%を超えた。調査会社Mercury ResearchのデータをPCMagなど各紙が報じている。
Intelとの差は依然として開いているものの、AMDのシェアは2年前の21.1%から大きく増加した。
ノートPC向けCPUの伸長がシェア拡大を後押し
Mercury Researchの調査データによると、2026年第2四半期のAMDのx86クライアントCPUシェアは30.3%。内訳はデスクトップが34.9%、モバイルが28.9%で、これまで牽引役だったデスクトップに加え、ノートPC向けの出荷増がクライアント全体のシェア押し上げに寄与した。
この市場で長年覇権を握るIntelの同期のシェアは69.7%で、前年同期の76.1%から6.4ポイント低下した。
デスクトップ市場は需要減、Armシェアも過去最高
デスクトップ向けx86 CPUの出荷台数は前年比20%超の大幅な落ち込みを記録。メモリ不足に伴うRAMやストレージ、高性能グラフィックスカードの価格高騰が需要を圧迫しているという。
なお、AMDは8月4日に2026年第2四半期決算を発表し、同四半期の売上高は115億3600万ドルで、前年同期の76億8500万ドルから50%増、前四半期比でも13%増となり、四半期売上高として過去最高を更新した。
一方、Apple、Qualcomm、MediaTekなどのArmベースプロセッサはx86集計に含まれないものの、Arm込みのPCクライアントCPUシェア推計は15.3%と過去最高を更新した。



