タイとマレーシア、越境送金で協力 ブロックチェーン技術活用
タイとマレーシア、越境送金でブロックチェーン活用

タイ中央銀行(BOT)とマレーシア中央銀行(BNM)は、ブロックチェーン技術を活用した越境送金の実証実験を開始したと発表した。両国間の送金コストと処理時間の大幅な削減を目指す。

実証実験の概要

この実証実験は、両中央銀行が主導するプロジェクト「Project Inthanon-LionRock」の一環として行われる。タイとマレーシアの金融機関が参加し、ブロックチェーンベースのプラットフォーム上で送金を行う。現在、両国間の送金には2〜3日かかり、手数料も高いが、新システムでは即時決済が可能となり、コストも大幅に削減される見込み。

背景と目的

タイとマレーシアは、東南アジア諸国連合(ASEAN)の一員として経済統合を進めており、域内の送金効率化は重要な課題。特に、両国間では多くの労働者が行き来しており、送金需要が高い。ブロックチェーン技術を活用することで、中間業者を排除し、透明性とセキュリティを向上させる。

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タイ中央銀行の担当者は「このプロジェクトは、ASEAN地域におけるデジタル金融サービスの発展に貢献する」と述べている。

今後の展望

実証実験は数ヶ月間行われ、結果を検証した上で、本格導入が検討される。成功すれば、他のASEAN諸国にも拡大される可能性がある。マレーシア中央銀行の関係者は「ブロックチェーン技術は、越境送金の課題を解決する可能性を秘めている」とコメントしている。

両中央銀行は、この取り組みを通じて、地域の金融包摂を促進し、経済成長を支援する方針。

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