VW「ID.Buzz」日本導入1周年、新規ユーザー獲得率が飛び抜けて高い理由
VW「ID.Buzz」日本導入1周年、新規獲得率が高い理由

フォルクスワーゲン(VW)の電気自動車(EV)「ID.Buzz」が日本で発売されてから1年が経過した。個性的な電動ミニバンは日本で受け入れられたのか。販売状況を取材した。

初回ロットは完売、販売状況は好調

フォルクスワーゲン ジャパン(VWジャパン)への問い合わせで、販売台数は非公開としながらも、「初回ロットは完売となり、販売状況は引き続き一定の需要を維持しております」との回答を得た。当初の想定よりも売れ行きは好調な様子だ。

ボディカラーは2トーンが特に人気で、「キャンディホワイト/ライムイエロー」「キャンディホワイト/スターライトブルー」「キャンディホワイト/ベイリーフグリーン」の3色が偏りなく3割弱ずつ選ばれているという。

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ボディタイプ別ではロングが7割強

ボディタイプ別の内訳は「Pro Long Wheelbase」が7割強を占める。小さな子供のいるヤングファミリー層や孫との外出が多いシニアファミリー層から高い支持を得ている。

特徴的なのは、新規ユーザーの獲得率が他モデルよりも飛び抜けて高いところだ。通常、VWのクルマは「既納客」(すでにVWに乗っている既存ユーザー)の買い換えが多いが、ID.Buzzは新規客の数が既納客を上回っている。法人需要も堅調で、職業別では自営業や会社役員の購入者が多いとのこと。

フォルクスワーゲン板橋の本橋伸浩拠点長によると、購入者は「ほぼほぼ100%、他ブランドからの乗り換え」で、「アウトドアがご趣味で、ボードを後ろに積まれる方」や「複数台所有するクルマのうちの1台として」購入する人、「お子さんが2人以上いらして、かつ、ご自宅に充電設備を設置されてEVをメインで探していらっしゃった方」などがいるという。

限定車はドラえもんカラーで登場

日本導入1周年を記念し、VWジャパンは2026年7月31日に限定車「ID.Buzz 1st Anniversary Edition」を全国限定70台で発売した。明るい「ミディアムブルーメタリック」と「キャンディホワイト」の2トーンは同モデルの専用ボディカラーで、ドラえもんを連想させるカラーリングだ。

1周年記念モデルは「Pro」および「Pro Long Wheelbase」の両グレードに設定。通常は「Pro Long Wheelbase」で標準装備となる20インチアルミホイール「Stockton」(ストックトン)を「Pro」も採用している。価格は「Pro」が979.7万円、「Pro Long Wheelbase」が1,052.8万円。発売から間もないが、初速は好調だという。

「ID.Buzz 1st Anniversary Edition」の導入とともに、「ドラえもん」とのスペシャルタイアップが10月31日までスタートしている。

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