トヨタの新型EV「bZ4X」改良版、航続距離600km超で価格は550万円から
トヨタ新型EV「bZ4X」改良版、航続600km超

トヨタ自動車は、電気自動車(EV)「bZ4X」の大幅改良モデルを発表した。WLTCモードでの航続距離が従来の約500kmから600km超に延伸され、価格は550万円からと発表された。発売は2025年春を予定している。

航続距離と価格の詳細

改良版bZ4Xは、バッテリー容量を拡大し、従来の71.4kWhから77.0kWhに増加。これにより、WLTCモードでの航続距離は約20%向上し、610kmを達成した。価格帯は550万円から650万円で、従来モデルと比較して約30万円の値上げとなる。

トヨタの担当者は「バッテリー技術の進化により、実用性が大幅に向上した」とコメントしている。

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充電性能と新機能

急速充電性能も改善され、DC充電では最大150kWに対応。従来の100kWから50%向上し、30分の充電で約300kmの走行が可能となった。また、新たにV2H(Vehicle to Home)機能を標準装備し、災害時などに家庭への電力供給が可能となる。

さらに、改良版ではヒートポンプ式エアコンを改良し、冬季の航続距離低下を抑制。寒冷地での実用性が高められた。

デザインと内装

エクステリアでは、フロントグリルとヘッドライトのデザインを刷新。より空力性能を重視した形状となり、Cd値は0.28から0.27に改善された。内装では、12.3インチの大型ディスプレイを採用し、最新のコネクティビティ機能を搭載。ワイヤレスApple CarPlayとAndroid Autoに対応する。

トヨタは「bZ4XをEVの主力モデルとして位置づけ、さらなる販売拡大を目指す」と述べている。

販売戦略と市場への影響

改良版bZ4Xは、日本国内だけでなく、欧州や北米市場にも投入される予定。トヨタは2026年までにEVの年間販売台数を150万台に引き上げる目標を掲げており、bZ4Xはその中核を担うモデルとなる。

業界アナリストは「航続距離600km超は競合他社と比較しても十分な性能であり、価格も手頃なため、市場での競争力は高い」と評価している。

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