トヨタと出光、全固体電池の量産で協業
トヨタ自動車と出光興産は12日、全固体電池の量産技術の確立に向けた協業を発表した。2027年から実用化を目指し、電気自動車(EV)の航続距離や充電時間の大幅な改善が期待される。
協業の詳細と目標
両社は全固体電池の材料や製造プロセスを共同開発する。出光が持つ硫化物系固体電解質の技術と、トヨタの電池パッケージ化技術を組み合わせる。トヨタの執行役員は「全固体電池はEVの普及を加速する鍵だ。出光との協業で量産技術を早期に確立したい」と述べた。
全固体電池は従来のリチウムイオン電池に比べ、エネルギー密度が高く、充電時間が短い。トヨタは2025年までに車両に搭載し、2027年から量産を開始する計画だ。出光は固体電解質の生産能力を拡大する。
業界への影響と今後の展開
この協業は、EV市場における日本の競争力強化につながる。トヨタは全固体電池を搭載したEVを2025年に公開し、2027年には量産を開始する。出光は固体電解質の供給体制を整え、他社への販売も検討する。専門家は「全固体電池の量産は困難だが、両社の協業で実現可能性が高まった」と評価する。



