トヨタ自動車とホンダが、相次いで新型の電気自動車(EV)を市場に投入する。両社のEV戦略は対照的で、特に充電規格をめぐる対応の違いが注目を集めている。
トヨタの新型EVと充電規格
トヨタは、新型EV「bZ4X」を発売し、充電規格には「CHAdeMO」を採用する。同社は、これまでハイブリッド車(HV)で市場を牽引してきたが、EV市場では後発組となる。bZ4Xは、SUVタイプのEVで、航続距離は約500キロメートル(WLTCモード)としている。
ホンダの新型EVと充電規格
一方、ホンダは「Honda e」を発売し、充電規格には「CCS2」を採用する。ホンダは、欧州市場を意識したコンパクトなEVで、航続距離は約220キロメートル(WLTCモード)と短めだが、デザイン性や走行性能を重視したモデルとなっている。
充電規格をめぐる競争
両社の新型EVは、充電規格が異なるため、ユーザーはそれぞれの規格に対応した充電インフラを利用する必要がある。日本国内では、CHAdeMO規格の充電器が多く設置されているが、海外ではCCS2規格が主流となりつつある。今後のEV市場の拡大に伴い、充電規格の標準化が課題となる。
両社の新型EVは、2022年内に発売が予定されており、市場での競争が本格化する。トヨタとホンダの戦略の違いが、今後のEV市場の行方を左右しそうだ。



