世界的なEVシフトの加速
東洋経済の最新記事によると、世界的な電気自動車(EV)シフトが加速している。特に中国と欧州が主導権を握り、日本メーカーは後れを取る可能性があると指摘されている。記事では、2023年の世界のEV販売台数が前年比35%増の約1,000万台に達し、市場シェアは15%を超えたと報告されている。
中国の攻勢と欧州の規制
中国は政府の強力な支援を背景に、比亜迪(BYD)などのメーカーが低価格EVを投入し、世界市場で存在感を高めている。一方、欧州連合(EU)は2035年までに内燃機関車の新車販売を事実上禁止する方針を打ち出し、EVシフトを後押ししている。これに対し、日本の自動車メーカーはハイブリッド車(HV)に強みを持つが、EVへの本格的な転換が遅れているとされる。
日本メーカーの課題
日本の自動車大手は、トヨタが水素エンジンや多様なパワートレイン戦略を掲げるなど、EV一辺倒ではない姿勢を見せる。しかし、東洋経済の記事では「このままでは日本メーカーは世界市場で孤立する恐れがある」と警鐘を鳴らしている。特に、電池の調達やソフトウェア開発で中国や米国テスラに遅れをとっており、競争力の低下が懸念される。
具体的な数字と今後の展望
記事では、日本のEV販売比率が2023年でわずか2%程度にとどまっているのに対し、中国は25%、欧州は20%を超えていると比較。また、日本の充電インフラの整備も遅れており、政府目標の2030年までに30万基設置に対して、現状は約4万基と進捗が芳しくない。専門家は「日本政府と企業の連携が不可欠」と指摘している。



