鳥取県は、4年前から始めた全国の弥生遺跡を巡るスタンプラリー「弥生の御朱印巡り」で、参加する全39遺跡を踏破し御朱印を集めた人を探している。夏休みを機に達成者に名乗り出てもらおうと、認定書や記念品、鳥取への招待をプレゼントする「全制覇企画」を始めた。31日まで。
企画の背景と対象遺跡
弥生の御朱印巡りは、県が、史跡で公園や見学施設が整備されている全国の弥生遺跡に呼び掛け、2022年度に19遺跡で開始。年々参加遺跡が増え、25年度には39遺跡まで広がった。
県内では青谷上寺地(鳥取市)、妻木晩田(米子市・大山町)、福市(米子市)の3遺跡。全国では、東は新潟・古津八幡山遺跡や群馬・日高遺跡、西は佐賀・吉野ヶ里遺跡や長崎・原の辻遺跡と17府県にまたがっている。
応募方法と特典
これまで達成者の確実な情報はなかったが、6月に参加遺跡の一つから「『あともう1か所だ』と話していた来場者がいる」との情報が県に寄せられたことから、今回の企画を考えた。
39遺跡に関連する計42施設で押印された御朱印の写しを添付して「とっとり電子申請サービス」から応募する。全員に認定書を授与するほか、抽選で数人を「弥生の王国」を名乗る鳥取県へ招待。認定書の授与式に参加してもらい、青谷上寺地遺跡の特製記念品を贈呈する。妻木晩田遺跡へのツアーもある。
呼びかけと問い合わせ
県とっとり弥生の王国推進課の担当者は「どれだけの人が名乗り出てくれるか楽しみ。あともう少しという人も、夏休みの間に全制覇して応募してもらいたい」と呼び掛ける。問い合わせは同課(0857・26・7932)。



