中古EVバッテリーを定額利用、住友商事が新サービス
中古EVバッテリー定額利用、住友商事が新サービス

住友商事は、中古の電気自動車(EV)用バッテリーを定額で利用できる新サービス「B-スタイル」を2024年10月1日から開始した。同サービスは、使用済みEVバッテリーを蓄電池として再生し、工場や商業施設などに設置。ユーザーは月額料金を支払うことで、バッテリーを購入することなく利用できる。

サービス開始の背景と仕組み

EVの普及に伴い、使用済みバッテリーの増加が課題となっている。住友商事は、バッテリーの劣化状態を診断し、再製品化することで、新品と比べてコストを約3分の1に抑えた。ユーザーは初期費用不要で、月額1万円(税別)から利用可能。契約期間は5年単位で、バッテリーの状態に応じて交換も行う。

同社は「再生可能エネルギーの出力変動を吸収する蓄電池需要が高まっている。中古バッテリーの有効活用で、サーキュラーエコノミーにも貢献したい」とコメントしている。

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環境負荷低減と経済性

中古バッテリーの再利用は、廃棄物削減と資源循環の観点から注目される。日本全体で2030年には約20万トンの使用済みバッテリーが発生すると予想され、そのうち約3割が再利用可能とされる。住友商事は、2025年度までに100台の設置を目指す。

また、同サービスは電力需給の逼迫時にも活用でき、系統電力の安定化にも寄与する。住友商事は、今後、家庭向けの小規模プランも検討している。

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