SKハイニックス、ナスダック上場で史上最大の調達額4.3兆円
SKハイニックス、ナスダック上場で調達額4.3兆円

韓国の半導体大手SKハイニックスが2026年7月10日、米国のナスダック市場に上場した。初値は公開価格の1株あたり149ドル(約2万4千円)を14%上回る170ドルをつけ、一時は18%超上昇する場面もあった。市場からの資金調達額は、米国市場での米国以外の企業による新規株式公開(IPO)では史上最大となった。

調達額は265億ドル、米国IPOで史上2位

SKハイニックスは、データを記憶する半導体メモリーの製造を手がける。半導体メモリーは人工知能(AI)に欠かせず、AIへの投資が拡大する中で需要が高まり、価格が高騰している。SKハイニックスの2026年1~3月期の純利益は、前年同期と比べて約5倍に増えた。

SKハイニックスは、韓国の株式市場にも上場しており、時価総額は1兆ドルを超えている。今回のIPOでの資金調達額は265億ドル(約4.3兆円)で、米国株式市場では6月に上場したスペースXに次いで史上2番目の大きさ。米国外の企業としては最大となった。調達した資金は、韓国内の製造拠点の建設に関わる設備投資や、半導体を作るのに必要な装置の取得に使うという。

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AI需要が追い風、韓国経済への影響も

SKハイニックスの上場は、AIブームを背景に半導体需要が急拡大する中で行われた。同社の業績は好調で、2026年第1四半期の純利益は前年同期比約5倍に達している。今回のIPOで調達した資金は、韓国内の製造拠点建設や半導体製造装置の取得に充てられる見通しだ。

韓国経済にとって、SKハイニックスは半導体セクターを牽引する存在であり、今回の上場は同国の産業競争力強化につながると期待される。専門家は、半導体メモリー市場の成長が今後も続くとの見方を示している。

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