メルセデス、中国でL3自動運転を認可取得へ
メルセデス、中国でL3自動運転認可取得へ

メルセデス・ベンツは、中国市場においてレベル3(条件付き自動運転)の認可を取得する見通しであることが明らかになった。同社は北京市の高速道路で試験走行を実施しており、市販車への搭載を目指している。

中国市場での自動運転戦略

メルセデスは、中国の自動運転規制に適合するため、現地のパートナーと協力してシステムを開発している。レベル3自動運転は、特定の条件下でドライバーが運転から完全に解放される技術で、高速道路での渋滞時などに有効とされる。

中国では、バイドゥやファーウェイなどの企業が自動運転技術を競っており、メルセデスはドイツの高級車ブランドとして優位性を築きたい考えだ。同社は既にドイツと米国でレベル3自動運転の認可を取得しており、中国は3カ国目となる。

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技術的な詳細と課題

メルセデスのレベル3システム「DRIVE PILOT」は、LiDARやカメラ、レーダーなどのセンサーを搭載し、周囲の環境を認識する。最高速度は時速60キロまで対応し、ドライバーはシステムが作動中にスマートフォンを使用したり、書類を読んだりすることが可能だ。

ただし、システムは高速道路の渋滞時など限定的な状況でのみ作動し、ドライバーは常にシステムの要求に応じて運転を引き継ぐ準備が必要となる。中国市場では、交通ルールや道路環境の違いに対応するため、追加の調整が行われている。

今後の展開

メルセデスは、中国で認可を取得後、まずは高級セダン「Sクラス」と電気自動車「EQS」にDRIVE PILOTを搭載する計画だ。将来的には、より多くのモデルに拡大する予定で、中国の自動運転市場でのシェア獲得を目指す。

中国の自動運転市場は、政府の積極的な支援により急速に成長しており、2030年までに世界最大の市場になると予測されている。メルセデスの参入により、競争がさらに激化することが予想される。

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