マツダ、ロードスター改良で特別仕様車「PS」新設定 295.9万円から
マツダ、ロードスター改良 特別仕様車PS 295.9万円から

マツダは2026年6月30日、小型オープンスポーツカー『マツダ ロードスター(ソフトトップモデル)』および『マツダ ロードスター RF(リトラクタブルハードトップモデル)』の改良モデルを発表し、全国のマツダ販売店で予約受付を開始した。発売は2026年9月上旬を予定している。

特別仕様車「PS」の追加

今回の改良の目玉は、新たに設定された特別仕様車「PS」だ。このモデルは、マツダのモータースポーツブランド「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER」で培った技術や知見を投入し、ロードスターの本質である“走りの楽しさ”をよりダイレクトに体感できるようチューニングされている。特別装備として、RAYS社製16インチアルミホイール(ブラック塗装)、Brembo社製ベンチレーテッドディスク&対向4ピストンキャリパー(シルバー塗装)、ビルシュタイン社製ダンパーを採用。また、ガラス製リアウインドー付きソフトトップ(インシュレーター付・グレークロス)や、ブラック加飾のエアコンルーバー、エアコンダイヤル、エンジンスターターリングなど、スポーティでモダンな内装も特徴だ。

新塗装色「ジンクグリーンメタリック」

新たに採用された「ジンクグリーンメタリック」は、タフさと洗練さを両立した外観で、ピュアでスポーティな世界観を強化する。これにより、ロードスターの個性をさらに際立たせている。

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走りの進化と規制対応

走行性能面では、MAZDA SPIRIT RACING ROADSTERの開発知見を活かし、専用チューニングを施したサスペンションとビルシュタイン製ダンパーを採用。さらに、マニュアルトランスミッション(MT)車には加速応答改善制御とヒール&トゥアシスト制御を新たに搭載し、レブリミット直前まで出力を絞らずに走行できる制御変更も行われた。

また、将来にわたり純ガソリンスポーツカーとしての価値を維持するため、最新の車外騒音規制に対応。静音タイヤの採用とタイヤ特性に合わせたステアリングフィールの最適化、サイレンサーの大型化、吸排気系への専用レゾネータやリブの新設計による音質チューニング、さらにソフトトップモデルにはインダクションサウンドエンハンサーを標準化した。

安全基準対応とコネクティビティ向上

新たなシート安全基準に対応するため、ヘッドレストの高さと形状を最適化。また、Apple CarPlayおよびAndroid Autoのタッチパネル操作機能が追加され、利便性が向上した。

価格と販売

メーカー希望小売価格(消費税込)は、『マツダ ロードスター』が295万9000円から407万円、『マツダ ロードスターRF』が385万円から469万7000円。特別仕様車「PS」の価格は明らかにされていないが、ベース車両に上記装備が追加される形となる。

ロードスターは1989年の初代モデル誕生以来、4世代にわたり進化を重ね、2人乗り小型オープンスポーツカーとしては異例の累計126万台以上を販売してきた。今回の改良により、さらなる走りへのこだわりと環境規制への適合を両立させた。

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