中国EV市場で日本メーカー苦戦、販売シェア1%未満に転落
中国EV市場で日本メーカー苦戦、シェア1%未満に

中国の新エネルギー車(NEV)市場において、日本メーカーの販売シェアが1%を下回るまでに縮小している。2024年1月から8月までの累計販売台数は前年同期比で約半分に減少し、日本ブランドの存在感が急速に薄れている。

日本メーカーの販売実績と市場シェアの推移

中国汽車工業協会のデータによると、2024年1-8月の中国NEV販売台数は約600万台に達し、前年比で約30%増加した。一方、日本メーカーの販売台数は約3万台と、前年同期の約6万台から半減。市場シェアは0.5%にまで低下した。日産自動車やホンダ、トヨタ自動車などが中国市場でEV販売を強化しているが、中国国内メーカーの攻勢に押されている。

中国勢が9割超のシェアを確保

中国メーカーはNEV市場で圧倒的な強みを発揮しており、比亜迪(BYD)や上海汽車集団(SAIC)、吉利汽車などが上位を占める。特にBYDは単独で約35%のシェアを獲得し、日本メーカー全体の約70倍にあたる販売台数を記録している。中国メーカーの合計シェアは90%を超え、日本メーカーは欧米メーカーとともに苦戦を強いられている。

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日本メーカーの戦略と課題

日本メーカーは中国市場向けのEV投入を加速しているが、価格競争や技術面での差が大きい。トヨタは2024年に中国向けEV「bZ3」を投入したが、販売は伸び悩んでいる。日産は「Ariya」を投入し、ホンダは「e:Nシリーズ」を展開するが、中国消費者のブランド認知や充電インフラの面で課題が残る。

今後の見通し

中国市場では政府のEV普及政策や補助金制度が続く中、日本メーカーがシェアを回復するには、現地生産の拡大や中国企業との提携強化が不可欠とされる。一部アナリストは、日本メーカーが中国市場で生き残るためには、技術協力や合弁事業の見直しが必要だと指摘する。

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