中国EV市場で日本車苦戦、BYDが販売台数でトップに
中国EV市場で日本車苦戦、BYDが首位に (25.06.2026)

中国の電気自動車(EV)市場で、現地メーカーのBYDが販売台数で首位に立ち、日本車メーカーは厳しい競争に直面している。2024年上半期のデータによると、BYDは約160万台を販売し、前年同期比で35%増加した。一方、トヨタ自動車の中国でのEV販売は約2万台にとどまり、市場シェアは1%未満だ。

日本メーカーの苦戦要因

日本メーカーの苦戦は、EVシフトの遅れと現地市場への適応不足が主因とされる。トヨタはハイブリッド車に注力してきたが、中国政府のEV優遇政策や消費者のEV志向の高まりに対応できていない。また、日産自動車もリーフで先行したが、中国市場では価格競争に敗れ、販売台数は伸び悩んでいる。

BYDの戦略

BYDは、垂直統合型の生産体制と低価格戦略で市場を席巻している。同社の「シー」シリーズは、10万元(約200万円)以下の価格帯で高い人気を誇る。さらに、BYDはバッテリー技術でも優位に立ち、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー「ブレードバッテリー」を自社開発し、安全性とコスト競争力を両立させている。

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業界アナリストは「日本メーカーが中国EV市場で巻き返すには、現地での生産能力拡大とソフトウェア面での革新が必要」と指摘する。中国市場では、自動運転やコネクティッド機能が重視されており、日本車はこれらの分野でも後れを取っている。

今後の展望

日本メーカーは、2025年以降に中国向けEVの新モデル投入を計画しているが、BYDやテスラ、新興メーカーの台頭により競争は激化の一途をたどる。中国自動車工業協会のデータによれば、2024年上半期のEV販売台数は前年比で40%増加し、市場全体の約30%を占めた。日本メーカーがこの流れに乗れるかどうかは、今後の戦略次第だ。

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