東洋経済の特集:日本のEV市場、2024年に急拡大の兆し
日本のEV市場、2024年に急拡大の兆し

日本のEV市場、2024年に急拡大の兆し

日本の電気自動車(EV)市場が2024年に急拡大する兆しを見せている。政府の補助金政策や充電インフラの整備が追い風となり、各自動車メーカーが相次いで新型EVを投入。市場規模は前年比で50%増加する見通しだ。

政府の補助金政策が後押し

経済産業省は2024年度、EV購入に対する補助金を最大80万円に拡充。また、充電インフラ整備にも500億円を計上し、全国に急速充電器を1万基設置する計画だ。これにより、消費者のEV購入意欲が高まっている。

各メーカーの新型EV投入ラッシュ

トヨタは2024年春に新型SUVのEV「bZ4X」の改良版を発売。日産は「リーフ」の後継モデル「アリア」の販売を強化し、ホンダも軽EV「N-VAN e:」を投入。さらに、中国のBYDも日本市場に参入し、競争が激化している。

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充電インフラの整備進む

民間企業も充電インフラ整備に積極的だ。エネオスは全国のガソリンスタンドに急速充電器を設置。また、ファミリーマートやローソンなどのコンビニエンスストアでも充電スポットが増えている。これにより、ユーザーの航続距離不安が軽減されつつある。

市場規模は前年比50%増の見通し

調査会社の富士経済によると、2024年の日本国内のEV販売台数は約20万台と、前年の13万台から50%以上増加する見込み。EVシェアは自動車全体の約4%に達し、2025年には10%を超えると予測されている。

課題と今後の展望

一方で、充電インフラの地域格差や、電力供給の安定性などの課題も残る。政府は2030年までにEV販売シェアを30%に引き上げる目標を掲げており、さらなる政策支援が求められる。また、自動車メーカーはバッテリーコストの低減や航続距離の延長に取り組んでおり、技術革新が市場拡大の鍵を握る。

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